BSイレブンで放送中の「アメリカン・ダンスアイドル シーズン5」。
全米から我こそはと思うダンサー達が集結して競うオーディション番組です。
今週は、トップ14(男女各7名)によるダンス・バトル。
7組のペアが抽選で引き当てたダンスを披露しました。
その後、視聴者からの電話投票でワースト3のペアが決定し、
脱落候補の6人がソロダンスを披露、
審査員が男女各一名の脱落者を決定します。
審査員はナイジェル・リスゴー、メアリー・マーフィ、ゲスト審査員としてミア・マイケルズ。
司会はキャット・ディーリーです。
今週の7種類のダンスは、
チャチャチャ、コンテンポラリー、ブロードウェー、ポップジャズ、
クイックステップ、パ・ド・ドゥ、ヒップホップでした。
チャチャチャはホットでパワフルでした。
面白かったのがクイックステップ。
美術館の彫像の男性が夜中に動き出して学芸員(?)の女性と踊りだす、というストーリーでした。
(そんな映画がありましたよね?)
冴えない服の女性が突然華やかなドレスに早変わりする演出も楽しかったです。
ラストは…女性の方が彫像になってしまって「びっくり!」な見応えのあるダンスでした。
クラシックバレエの「ロミオとジュリエット」のパ・ド・ドゥには驚かされました。
何を踊るかはくじで決まります。
このぺアはたまたま女性がクラシックバレエの経験者でしたが、
もし全く経験のない人に当たってしまったらどうなったのでしょう?
トゥシューズで踊るのは至難の業だと思うのですが…?
大変な番組だなあ…とつくづく感心しました。
実は番組内でパ・ド・ドゥを踊るのは初めての試みだったそうで、
審査員達も感動していました。
さて、視聴者投票によってワースト3入りしたのは…
吸血鬼ドラマ風のコンテンポラリー、
私は好きだったクイックステップ、
男女が鎖で繋がれた状態で踊ったヒップホップ。
ヒップホップは毎回ワースト入りしますね。
そして生き残りを掛けたソロダンスの後、審査員が脱落者を決定しました。
なんと、クイックステップを踊った二人、カーラとヴィトリオが脱落してしまいましたー!
なんで!?
ところで、ソロダンス後に一人一人に講評が付くのですが、
ケイラへの審査員のコメントが「(技術を褒めた後)君は審査員や振付師のお気に入りだ。
性格も良い」でした。何だか、不思議なコメントでした。
日本のオーディション番組でしたら、
「君は審査員のお気に入り」と言われたりする事はなさそうですよね?