BSイレブンで放送中の「アメリカン・ダンスアイドル シーズン5」。
全米一のダンサーを決める、ダンス・バトル番組です。
今週はいよいよ決勝戦。男女各二名が残りました。
女性は、ケイラとジャニーン。男性はエヴァンとブランドン。
四人によるグループ演技の後、全員がそれぞれペアを組んでダンスを披露しました(総当たり方式です)。
・ジャニーン&エヴァン:ジャズ
・ケイラ&ブランドン:ブロードウェー
・ブランドン&エヴァン:ポップジャズ
・ジャニーン&ケイラ:コンテンポラリー
・ケイラ&エヴァン:ジャズ
・ジャニーン&ブランドン:パソ・ドブレ
ブランドンとエヴァンが踊ったポップジャズはダーティな雰囲気のバトル物(不良の喧嘩がテーマ?)。
明るい人柄が魅力的なエヴァンには不利です。
これが60年代っぽいブロードウェーならエヴァンに有利なのですが…
ピボットはエヴァンの方が上手だ、と思いましたが、
全体的な印象としてはブランドンの勝利に大きく傾いたようなダンスとなりました。
ラストのジャニーン&プランドンのパソ・ドブレは、力強い二人のダンスを後押しするように、
映画「マトリックス」の音楽と炎のイメージの照明が効果的で、会場は大変な興奮に包まれました。
プロデューサーのナイジェル・リスゴーも優勝はブランドンかジャニーンではないかと予想しました。
そして、2160万人が投票し、いよいよ結果発表!
全米一のダンサーの称号と25万ドルを手にしたのは、ジャニーン!!
準優勝はブランドン、3位はエヴァン、4位はケイラでした。
優勝したジャニーンはスタイル抜群の黒髪の美人さん。
番組を通じての成長が大変評価されました。
子供の頃、母親にダンスを無理矢理(?)習わされて、いやでたまらなかった事もあるそうです。
その彼女がダンス番組で優勝してしまうのですから、不思議ですね。
ケイラは黒髪のジャニーンとは対照的な、淡い金髪のスリムな美人さん。
振付師さん達からの人気が高く、何でもこなすダンス技術はもちろん、
ボディーライン、容姿、性格までもが高評価でした。
誰かは忘れましたが、女優に興味があるなら声を掛けてくれ、と言った審査員もいましたね。
ブロードウェー・ダンサーのエヴァンは、お兄さんと共に予選に出場。
エヴァンは笑顔が可愛く、誰にでも好かれるタイプです。
オールドスタイルのダンスでここまで登り詰めた事は大変有意義だと思います。
ちなみに、お兄さんの方はトップ20入りの前に脱落しました。
理由は、「同じスタイルのダンサーは二人いらない」でした。
(現在、そのお兄さんは「シーズン6」の予選に残っているそうです。次の放送が楽しみです)
ブランドンは一部の審査員からの評価が低く、脱落しかけた事があります。
ブランドンを残すかどうかで、審査員同士が口論…いや、罵倒し合った事も!
いや~、アメリカの番組って激しいと思いましたね。
結果として、ブランドンを支持した審査員に見る目があった、という事でしょうか。
さて、「シーズン5」の幕を閉じた「アメリカン・ダンスアイドル」。
色々なダンスを見る事ができ、大変面白かったです。
来週は総集編があり、(←「アメリカン・アイドル シーズン9」からの再放送だったようです。
誤情報、申し訳ありませんでした。01/26追記)
間もなく「アメリカン・アイドル シーズン10」の放送が始まります。
こちらは全米一の歌手を決めるオーディション番組です。
個性豊かな方が出場する地方予選が一番面白いので、楽しみです。時には抱腹絶倒シーンも…!?