NHK総合テレビの海外ドラマ「ER緊急救命室 第12シーズン」第1話『再会と別れと』の感想です。
ネタばれを含みますので、これからご覧になるご予定の方はご注意下さいませ。
やっと始まりました。「ER緊急救命室 第12シーズン」。
我が家はBSは見られないので、総合テレビでの放送を待ちに待っておりました。
もちろん、第1シーズンからのファンです。
前作の第11シーズンのラストでカーター先生がERを去ったので、事実上初期メンバーが全員いなくなってしまったのが寂しいです。
そして、相変わらずジェットコースターに乗っているようなスピード感が心地良いです。
サムは一人息子のアレックスの失踪で錯乱状態です。
一緒に探すコバッチュ。二人の感情に亀裂が走ります。
そろそろこの二人は破局でしょうか…?
アビー、レイ、ニーラの三人は二年目のレジデントとして新人の研修を受け持ちます。
三人三様、個性が際立って面白かったです。
やはり、アビーは魅力的なドクターですね。
ところで、どうもここへきて、強烈な個性のある人物がいないのが気になってきました。
初期の頃ですと、ベントン先生、グリーン先生、コーデイ先生、ロマノ先生と腕の立つ個性的なドクターがたくさんいたのですが、何となく小さくまとまって来たような印象があります。
モリスは嫌なヤツですが、ロマノには負けていますよね。それにロマノは名外科医でした。
もう一つ気になるのは初期のハサウェイ看護師長もアビー・ロックハート看護師長(現在はドクター)もとても魅力的でしたが、現在の看護師長が誰なのか分からない事。
優秀で人間的にも魅力のある看護師長がドクター達と丁々発止とやり合うところも面白いのですが。
「ER」はシーズン毎に登場人物の入れ替えがありますが、ジョン・カーターがずっと居る事で物語に一貫性と安定感がありました。
ある意味、カーターの成長物語だったとも言えると思います。
これからのERを引っ張っていってくれるのは誰なのでしょう。
やはり、アビー・ロックハートなのでしょうか。
看護師から看護師長、苦学の末医科大を卒業して人間味あふれるアビーはとても魅力的なキャラクターですので、これからも末長く「ER」に登場して欲しいと思います。
次回は第2話『拒まれた新生児』。代理出産がテーマになるようです。
*画像はエイティーンジェニーです。
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