NHK教育テレビで放映中の連続人形活劇「新・三銃士」の感想です。
第19話「首飾りの行方」
ドーバー海峡を渡ってダルタニアンとコンスタンスが無事首飾りと共にフランスへ戻ってきます。
ところが、そこに待ち構えているロシュフォール。
コンスタンスがロシュフォールに捕えられ、人質になってしまいます。
コンスタンスに銃を突きつけ、ダルタニアンに「首飾りを渡せ」と命じるロシュフォール。
が、そこに駆け付けたアラミスが「それは火縄銃だ」と指摘します。
え? 火縄銃?? しかも火種がついていません。
アラミスは「君が火種をつける前に三回剣で突ける」と冷静に告げ、コンスタンスは解放されました。
この後、ミレディーとダルタニアン達、ミレディーの猫とブランシェも登場してパリの町を舞台に首飾りの争奪戦が繰り広げられます。
そして、どさくさに紛れて首飾りは行方不明に…!?
そんなこんなで大舞踏会が始まってしまいました! 王妃の運命やいかに!?
今回はロシュフォールのボケボケッぷりが面白かったです。
この時代はまだ火縄銃が普通だったのでしょうか。
こういう事も調べていけば少しは歴史に詳しくなれるのになあ…
第20話「波乱の舞踏会」
大仮面舞踏会が始まりましたが、首飾りが見つからず、王妃とコンスタンスは困っています。
でもリシュリュー枢機卿側にも渡っていません。
結局パリの町で首飾りをゲットしたのは銃士隊隊長のトレヴィルでした。
12個のダイヤのついた首飾りは無事に王妃の胸元を飾り、ルイ13世も大喜び。
ところが、バッキンガム公の使いのパトリックにミレディーが公のダイヤを盗んだ事を糾弾されるや否や。
ミレディーは「枢機卿に命令されて盗んだのだ」と事の次第をペラペラ喋ってしまいます。
「王妃が国王陛下から貰った首飾りをバッキンガム公にあげちゃって、三銃士がそれをロンドンにそれを取り返しに行くから、その前に盗み出せって!」
この話にはルイ13世もびっくり。
でも枢機卿の取りなしによって、とにかく丸く収まりました。
ダルタニアンも「銃士見習い」から「平銃士」に昇格しました。めでたしめでたし。
今回は、大弱りで途方に暮れるロシュフォール配下の親衛隊長が妙に可愛かったです。
親衛隊はつねに甲冑姿なのですが、仮面舞踏会なので兜の上から仮面をつけているのも芸が細かい。
そして、王宮のセットが素晴らしかったです!
是非実物を見てみたいです。
以前「八犬伝」の人形の展覧会(?)へ行った事があるのですが、「三銃士」もドラマが終了したら人形とセットの展示をお願いします。NHK様!
王妃の胸元を飾るダイヤの首飾りがあまり目立っていなかったのは残念。
初め「どこ?」と思ってしまいました。
CGか何かでキラキラした方が良かったのに…と思いました。
今日で全40話のうち、半分の20話が終了しました。
後半も楽しみです!
*画像はアニーです。
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