ふとしたこと

日々に気づいたことを書きます

レンズの焦点距離

2014年12月02日 18時22分22秒 | 写真

 

カメラをを最初に買ったのは大昔でしたが

それ以降殆ど勉強らしいことはしたことが無くて今でも初心者です。

カメラはボディだけでは写真が撮れないので

それじゃぁレンズは何が良いんだ?という事になります。

いわゆる標準レンズとして大抵は50mmとか55mmの焦点距離を

持ったレンズが推奨されますよね。

で、そういった焦点距離のレンズを買いこんで、写真を撮ります。

そのうちに、望遠レンズが欲しくなるのが人情ではないでしょうか?

なんせ、遠くのものが手元に引き寄せて撮れるから。

ちょっとノゾキ趣味みたいな妙な気分ではありますが。

一昔前までは望遠というと135mmの奴。

しばらくは望遠レンズをくっつけて写真を撮ります。

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望遠レンズで絞りを開放にして比較的近くのモノを撮ると

前後がボケてなんだか美しいような気がする。

一旦、それにハマるとボケ病に罹ります。

このボケ病って結構重症になるとなかなか回復しないことも。

オイラもツイこの間までボケ病気味でそんな写真が多い傾向にあるんではないか?と。

しかし、だんだんと気持ちが悪くなってきて。

今度は広角だぁ~と言って28mmくらいのレンズになる。

広角レンズによるパースのキツイ写真を撮って悦に入る。

少ない小遣いはたいて19mmとか21mmを買いこんで・・・

モノクロで墓石なんか撮るようになると、これまた広角病。

なんでも広角で撮らないことには気が収まらぬ。

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フィルム写真時代は大体こんなところまで来ると・・・

今度はモノクロ・フィルムの現像の話が沸いてくる。

押入れ暗室だとかお座敷暗室なんてのがありました。

でも、そんな窮屈なことやっても、面倒なだけで飽きるし他の遊びも忙しくなる。

ゴルフだ、スキーだ、ボウリングだといってる間に

レンズにはカビが生えてきて益々カメラから遠ざかる。

写真歴が幾ら長くても良い写真と言うものは撮れないまま。

マジな話、オイラの写真歴なんてそんなものです。

いや、結構そんな経験をおんぶして年寄りになっちゃった人多いんでは?

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そのお爺の意見など聞いても殆ど参考にならないのは言うまでもありませんが。

やっと本題です。

近頃、35mm程度の焦点距離のレンズがなんとなく気持ちよい。

50mm~55mmのレンズだとどうも望遠レンズの匂いがする。

さりとて

16mmや24mmのレンズを構えるのは肩が凝る年頃。

息を詰めて被写体をにらみつける元気も失せた。

三脚担いで歩き回るには足腰が弱ってる。

となると35mmくらいの老眼鏡もいらない気楽なスナップが楽しい。

そして

ズームレンズってのは・・・

キレが悪いし、カッコ悪い。

単焦点の35mmをさりげなく付けたコンパクトなカメラが良いな!

気合を入れて撮る時も35mmがぴったりな街撮り写真。

単焦点レンズはキレがあるのにコクもある!

こいつぁ~ビールとおんなじだ!

オイラが一眼レフを始めた頃・・・

当時のカメキチの先輩が言うには

古今の優れた写真を撮った記録では35mmレンズによるものが一番多いと。

それを今頃思い出して・・・・

この画角に慣れるために普段使いのミラーレスに19mmレンズ

フルサイズ換算で38mmの奴を嵌めて何処へでも行くスタイルにハマってます。

 


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