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ふとしたこと

日々に気づいたことを書きます

遂にその日がやって来てしまいました!

2015年06月22日 05時35分48秒 | 渓流釣り

 

爺師匠は、かつてはブイブイ言ってたテンカラ師なのです。

なんといっても理論が素晴らしい。

車中でお話を聴いてるだけで楽しくなるんですな。

「お前の釣り方では先が見えとる!

まず、基本が出来とらん!

今のやり方を続けても、そこそこは行くだろうが

伸びシロというものがまったく無い釣だ。

基本を鍛えろ!」

と、まぁ~簡単に言いますと、そういうことであります。

今までの釣り方を捨てようとしている訳ですね。

爺師匠の言う基本の釣りの勉強をし直しです。

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今日も道端に座り込んで支度します。

現在の香川県では、こんな石が転がってる道路なんての、まず見つかりません。

湿気がズボンを通して攻めあがってくる道端の風情はいいですな。

2週間前に1尾釣れた淵のだいぶ下から入渓です。

杉木立の足元は苔むした岩で囲まれて

ほっこりと陽だまりが出来ています。

こういう風景が好きですね。

今日もあんまり釣れる気がしませんでした。

毛鉤のついた竿を振る練習気分ですから、気魄が足りない。

右手を見やると・・・

いかにも、渓魚が待ってるようにも思えます。

ここら辺で3時間

竿を振り続けましたが・・・

一度だけ魚信があっただけで音なしの構えで撃沈されました。

ふと

ああ、餌釣りならなぁ~と思ったりは決してしませんぞ!

でも1尾くらい掛かってもよさそうなものなんですがねぇ。

やっぱり基本が出来てないからかなぁ。

午前の部はこれで終わり。

兎に角、腹が減っては戦は出来ぬと言うぢゃないですか?

今日は打ち込み饂飩はやめて

簡素にオニギリ昼食です。

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午後からは場所を変えて初めての渓です。

そろそろ3時に近く

毛鉤釣の時間帯に突入します。

正面の橋の手前に降り口があり

そこからシワシワと川へ入りました。

毛鉤を振り込んで筋を流してますと、雑魚がポコンっと毛鉤を食べに来ます。

でも、こんな雑魚さえ釣れません。

たま~にアブラハヤが掛かる程度です。

ここから、300mほど上がりますと大岩と大淵に遮られて

お爺の一人旅には暗雲が垂れ込みましたので、ここで納竿でした。

お師匠は、この川の上流を探索に出掛けました。

納竿したものの、川通しで帰るのも芸が無いと右岸の藪道に這いこみます。

ところが・・・

この藪が深くて、時には腐った竹林になったり

急な登りや下りがやってきてお爺を苦しめます。

最後は大雨まで混じって、大変いぢめられました。

ビクの中は空っぽです。

もぉ~これからしばらくはビクを持たない釣をしようと思います。

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とうとうテンカラ坊主の日がやってきてしまいました。

それはそうなんですが・・・

不思議な充実感が残ります。

すこ~し、真面目にハマったかなぁと言うのが実感でした。

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
<(_ _)> (伊藤)
2015-06-22 10:30:35
お久しぶりです。
丸目ましたか?
この度ゎ、大変な御失礼をば…人( ̄ω ̄;)
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ま、まさか・・・ (ginjiro)
2015-06-22 11:44:06
まさか!と思いましたが。そんなことってあるんですねぇ。

失礼でもなんでもありませんよ。

オイラも自分の庭を確立しないとね!

あんがとございました。
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