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暑中お見舞い申し上げます!!的な画像です。
梅雨明けにはまだ時間が掛かりそうで
湿度タップリの瀬戸内海地方です。
毛鉤釣りでシコタマ痛めつけられる日が続いてます。
気分転換という意味もあって別のこともしないとね。
あんまり同じことばかり繰り返すのも時間の無駄かもしれません。
で
彫金をちょこっとやろうかな。
ところが、何か打ち出してみようと思うと
すぐ、こんなのになってしまう。
やはり病気は治ってないな。
アマゴを斜め下から見上げる角度で打ち出そうとしています。
開いた口には鋭い歯なんですけど
やはり、動物は「目」ですね。
もう少し目を強調すべきだと思います。
多少デフォルメ気味でよい、
この目の付近を強調するには表から金属を寄せるよりも
裏側に木タガネを当てて
ゴンって叩く方が自然な雰囲気で目玉周辺が膨らみます。
金属の裏から叩くにはヤニ台に裏を表にして張り付けるのが
正式なんですけれど、
面倒な場合に備えて「砂台」というシロモノがあります。
革の袋に砂をぎっしり詰め込んで周囲を縫いこんだものです。
彫金教室にあるのは、相当くたびれた砂台で革が伸びてしまって
金属を打つために必要な弾力が失われています。
そこで、オイラが作り直して教室へプレゼントしようと思いました。
現在製作中です。
またお見せします。
ところで嬉しいことに教室に新しいメンバーが加わりました。
まだ、な~んと中学生なんですヨ!
そんな若い彼が好むのは伝統工芸技術だというから
ビックリしています。
こんな年頃から始めたら一体どれほどの業師になるでしょう?
楽しみです!!
写実的のようでいて
かなりデフォルメされていますね
写真のように描いたり作ったりしても
つまらないものになることの方が多いように思います
その基本は、やはり対象物の力学的構造を見抜く目とデッサン力だと思います。
なかなか素人にはやりにくいものです。