
バチ環だとか、革紐を通すリングなんての、その手のお店へ行けば簡単に買えると思う。
でも、折角丹精込めて作ったアクセサリに、市販の補助金具を付けると・・・
途端に面白みが無くなってしまうことを
オイラは実感として知っている。
だから面倒くさくても、そんなのをゴソゴソと作る羽目になり
オノレの業とでも言うべきものをヒシヒシと感じてしまう。
ペンダント・トップに付けたリングと更に上の革紐を通す部分だとか・・・
バッグの革ベルトの長さを調節するバックルとか
結果として、それが良いのか?と問われたら
むぅ~って言うしかないんだけどね☆。
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で、今回も孫用バッグの金具類を作ることにしました。
但し、今日作ったような金具って、そう簡単に手に入るとは思えないのである。
とりあえず、銀の地金を糸鋸で切り出してパーツを作る。
あらかた型紙を起こして切り、しかるべき場所にハンド・ドリルで2mmと3mmの穴を。
パーツを微妙に曲げて、粗仕上げだけしておく。
2mm穴側は皮ベルトを通して縫い付けるつもりだから
シルバーの芯棒を通してロウ付け。
これを二組作って午前中の仕事は終わりです。
4種類のルーター・ビットを使って滑らかに研磨。
彫金仕事って8割方の時間は研磨に取られるんですよね。
最後に「silver」の刻印を打った。
次ぎは革紐の長さを調整するためのバックルを作ります。
これは市販品でも沢山あるんですが
シルバーで作られたものは、殆ど見掛けた事がありません。
大抵は、真鍮のような金属を鋳込んだもので、品がありません。
やっぱり
こだわらないと面白くない!!
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