ふとしたこと

日々に気づいたことを書きます

三寒四温の日・・・こだわりの作業

2015年02月27日 15時53分03秒 | 皮細工

 

バチ環だとか、革紐を通すリングなんての、その手のお店へ行けば簡単に買えると思う。

でも、折角丹精込めて作ったアクセサリに、市販の補助金具を付けると・・・

途端に面白みが無くなってしまうことを

オイラは実感として知っている。

だから面倒くさくても、そんなのをゴソゴソと作る羽目になり

オノレの業とでも言うべきものをヒシヒシと感じてしまう。

ペンダント・トップに付けたリングと更に上の革紐を通す部分だとか・・・

バッグの革ベルトの長さを調節するバックルとか

結果として、それが良いのか?と問われたら

むぅ~って言うしかないんだけどね☆。

で、今回も孫用バッグの金具類を作ることにしました。

但し、今日作ったような金具って、そう簡単に手に入るとは思えないのである。

とりあえず、銀の地金を糸鋸で切り出してパーツを作る。

あらかた型紙を起こして切り、しかるべき場所にハンド・ドリルで2mmと3mmの穴を。

パーツを微妙に曲げて、粗仕上げだけしておく。

2mm穴側は皮ベルトを通して縫い付けるつもりだから

シルバーの芯棒を通してロウ付け。

これを二組作って午前中の仕事は終わりです。

4種類のルーター・ビットを使って滑らかに研磨。

彫金仕事って8割方の時間は研磨に取られるんですよね。

最後に「silver」の刻印を打った。

次ぎは革紐の長さを調整するためのバックルを作ります。

これは市販品でも沢山あるんですが

シルバーで作られたものは、殆ど見掛けた事がありません。

大抵は、真鍮のような金属を鋳込んだもので、品がありません。

やっぱり

こだわらないと面白くない!!


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