今までに投稿してきた、車中泊についての考察を、一まとめにしてみます。
災害時に、ライフラインが断たれた時の、対応について。
水道、電気、ガス、が、暫く復旧しない事は、よくあることで、今後も起こりうる事。
大切な家族を守るためにも、事前に対応を考えてみては如何でしょうか。
先ず水の確保。水道水が止まっても湧水が有るところは、出ている可能性は高いようです。
自宅から、どのくらいの距離に何箇所あるのかを、調べて見てはいかがですか。
湧水は水道水に比べると、相対的に日持ちがしないようで、
容器に汲む時は、
空気が入らないように、湧水を溢れさせるようにして、栓をしています。
湧水場が見つからなければ、水道の出ている、市町村の公園などに出かけてみては。
勿論、給水車を待つのも、一考ですが。
次は、大切な水を、如何に無駄なく使うかを、考えてみましょう。


全て、ティシュで、拭き終えて、
鍋で、手が付けられない程度にお湯を沸かします。
これが洗い水 スポンジに熱いお湯を含ませる。

先ず、大きくて邪魔な まな板から。手を付けると熱いくらいのお湯で。

洗った水が次の食器に溜まるように、最初は溜まった水で洗い、
もう一度、沸かした鍋の水で洗う。


洗いあがった食器類

綺麗なタオルで拭き取る。拭き取りながら収納していく。

収納し終えた食器類
今日、使った洗い水は800cc程、コテコテの油料理は、しないようにしているのですが。
そんな時は、洗う前に、もう一手間、かかります。
例えば、てんぷら、スパゲティ等々。
車の中での調理はしないですよ。車の中がツルツルに、なるのでね。
さて、この洗い方で多いのはフライパンですね、これらも、ティシュを使って拭き取るまでは同じです
拭き取った、フライパンに、水を200cc程入れて、沸騰させます。
沸騰したら、火を中火くらいにして、油のついた、お皿・はし・網杓子等々、
手に取り、フライパンの沸騰している中に、一部分浸かるようにしながら、
キッチンペーパーを箸に取って、油分をフライパンの中に洗い流していきます。
後は、前に書いた洗い方と同じです。
脂物を頂いた後は、この一手間が余分にかかります。
次にライフラインの根幹でもある、
電気について考察してみましょう。

情報機器の無い生活など考えられない現代、
車中泊に於いても同じですね。
出来る事ならば、貴方だけの太陽光発電所を、装備したいものです。 
近年ソーラー発電システムが、案外安く、取り付けられるようになって来ています。
ソーラー発電セットが、¥20,000 以下で入手できるようです。
ここをクリック 
https://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%8D%E3%83%AB+100%EF%BD%97&tag=yahhyd-22&index=aps&jp-ad-ap=0&hvadid=59714721213&hvdev=c&ref=pd_sl_80npzqth68_b
後はバッテリー ここをクリック 
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スマートフォン・パソコン・など充電が必要な機器にはこれで十分です
私の場合はAM9:00~PM4:00まで、パソコンが使える環境が欲しかったので、
125Wソーラーパネルが2枚、コントローラー30A、バッテリー105Ah 3個
と云う装備で、照明・換気扇・冷蔵庫・充電機器類など、
晴れた日には、過不足なく使用できます。
雨の日が2~3日続くと、節電が必要になってきます。
但し、バッテリーは2年ほどで性能が落ちてくるようで、
2~3年毎で交換しています。
ガスは、カセットガスを使っています。
配管も、自作です。 怖いよ~

旅をしているときは、朝・昼・夕・毎回、使っていましたが、
一月 ¥1,500を超えることは無かったです。
今回は、昼間ボランティアをすると云う事で、夕食の用意の時間がないだろうとの思いで、
朝に、夕食のおかずを半分ほど作っている状態なので、もっと少なくなると思っています。
余談ですが、登山をされる方で携帯コンロが有れば、車中泊では場所を取らずに重宝しますよ。
ガスが高いと思われる方に、
そっと教えます。

詰め替え君といって、昔は¥2,500までで買ったように思うのですが、
今では ¥4,000を超えているみたい。

コツは、上のカセットを両手で温めてやると、良く入るよ。
ちなみに下のガス缶、粗 ¥1,000程 詰め替え君で入れると ¥170位かな。
但し、2000㍍以上の高山に持って行くと、火力が落ちるので注意。
暑さ&虫対策
これから、暑い夏に向かっての車中泊は、辛いよ。
出来ればテント泊、又は、昼間は木陰が良いかな。
参考までに、今後車中泊、又はキャンピングカーの購入を考えている方は、
白い色がお勧めです。炎天下で駐車している、白い色と黒っぽい色の、
車体を触ってみると良いですよ。驚きますよ。最高で20℃違うそうです。
日本の夏と云えば金鳥蚊取り。暑さ&虫対策ですね。ここで、網戸が、昼も夜も欠かせません。
最近は、ホームセンターで、ウインドウ・ネットと云って、¥1,000~¥3,000 程で、
売っているようですね。
簡単に作る方法は、網戸と粘着テープ付きの磁石を百均で購入する 。


ガラス面より少し大きめに鉄板部分に粘着テープ付き磁石を貼り付ける。
四隅に隙間ができないように、次に、磁石の粘着テープをめくり、
ネットを3センチ程大きめに切って、粘着部に被せます。
網部の周囲を、養生テープで適当に押さえていく。
粘着テープは網に着きにくいので、接着材を垂れない程度に、網の上から塗りつけていく。
垂れた場合の事を考慮して、濡らした雑巾で簡単に取れる、木工ボンドなどもお勧め。
接着材が乾いたら鋏で磁石に沿って切る
本格的に作りたい方は、ここをクリック
http://blog.goo.ne.jp/go-furaibo/e/29b5fe9bac5c9e0281addacbb8c84bcd
昼間に車に居たい方は、ドアを開いて、レースのカーテンを、工夫して内側から吊してください。
そのカーテンは、黒でなく白にしてください。

網戸にも言えることです。
昼間は、黒い網戸やカーテンでは、外から車内が透けて見えますよ。
白なら、ほとんど見えません
次は、お洗濯についての考察
キャンピング屋さんも知らない干し方を、お見せします。
ここをクリック
http://blog.goo.ne.jp/go-furaibo/e/50e2a7e7e035b5a6bf5dc2001ad027c7
街中では、コインランドリーが便利です。
緊急避難用として、車内干しも有りますよ。

さて、最後に、車の維持費について、考えてみましょう。
私の愛車は、2500ccディーゼル スーパーロングのハイエースです。
登録時は貨物自動車でした。今は事務室車に、車種変更しています。
車種 貨物自動車 事務室車 軽自動車(参考)
ナンバープレート 100 800 580
自動車税 ¥8,000 ¥8,000 ¥7,200⇒10,800(新車購入)
重量税 ¥16,000 ¥16,000 13年経過後 ¥12,900
強制賠償責任保険 ¥24,040
任意保険 JAでは、少し減額
車検代金 ¥1,860 ¥1,860
車検 1年毎 2年毎
高速料金ETC装着 普通車料金の20%強増し 普通車料金(休日割引有り)
新日本海フェリー(新潟…小樽) ¥40,800 ¥24,000 ここから1ヶ月前の予約20%引きあり
燃費 通勤時の街乗りで 9,9㎞/リッター

10年前 、嫁入りダンス2本・ベッドの背もたれ・机などを使って、自作改装したハイエース。
車種を、貨物自動車のままで、車両変更の手続きをして登録した当時の愛車。
税金・車検・保険等全て、元の貨物自動車扱いです。

事務室車登録で変更した部分。
木製の回転いすを固定取り付けしたのみ。
元々、事務室車として、規格に適応していたのかも。