あきっしーの日常

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を主に日記につぶやきたいと思ってます。

「スクショ貼り付けでTwitter投稿」が危険なワケ

2015-11-25 08:28:59 | 日記
こんにちは、あきっしーにて候う。
由来は秋葉原とふなっしーを略してみました。



・今日の天気
「曇のち雨」です。
今日の最高気温12℃






・今日の見聞
「田町」へ行く予定です。
雨が降る時間次第ではあそこのコンビニ混むんだろうな(お昼ごろ)~。





・本日のニュース
情報源は”ITmedia エンタープライズ”

「「スクショ貼り付けでTwitter投稿」が危険なワケ」
 大変です。こんなニュースが飛び出しました。この連載を書籍化した「デジタルの作法」がベストセラーになったという記事が、ITmedia エンタープライズに掲載されました。この“スクリーンショット”が証拠です!

 ――と、自分でやっていて情けなくなりましたが、こんなニュースはITmedia エンタープライズが取り上げるわけがないですね。もちろん、こんな記事は存在しません。私が3分くらいで、HTMLを書き換え、スクリーンショットとして作り出したウソ記事です。ちなみにこの連載を書籍化した「デジタルの作法」はきちんと発売されていますので、ぜひこの記事の通り手にとっていただけるとうれしいです(苦笑)。

●「スクリーンショットだとページビューにならない」という大人の理由は通用するか

 さて、この“スクリーンショット”。特にTwitterを使う若い方々の間では、いまやURLを送るよりも、面白いと思った部分をキャプチャして、スクリーンショットの画像を送るという「文化」があるようです。

 スクリーンショットだけで情報の共有、流通を行うと、それこそ元のページにアクセスすることなく、情報を得ることができます。このコラムが掲載されているアイティメディアは、どのくらい記事が読まれたかという「ページビュー」が指標になっており、スポンサーが付くようになるので、「記事は画像で伝わるけれど、元のページビューとして計上されない」ことは大問題になります。これは以前少し話題になった、iOS 9による「コンテンツブロッカー」機能を使った、広告を表示させない仕組みの問題と同様かと思います。

 しかし――それはあくまで「大人の理由」。スクリーンショットがスマートフォンの機能として存在する以上、それを止めることはできません。なので、この大人の理由に対しては、「スクリーンショットでの情報流通は推奨しません」としかいいようがないのが実情です。できればURLも一緒に――といいたいですが、ひょっとしたらもはやURLなんていうのは、スマホネイティブ世代は気にしないものなのかも、とも思いました。

●スクリーンショットでの情報流通が危険な理由

 それでも私は、スクリーンショットでの情報流通はやめるべきだと思います。その理由は上記の大人の事情ではなく、改ざんが容易だからです。そう、私の本がベストセラーになっているかのような記事なんて、スクリーンショット上は簡単に作れてしまうのです。

 これは若者だけの話ではありません。情報の受け手として振り返ると、皆さまもそれっぽく見える情報はなんとなく信じてしまうのではないでしょうか。単なる文字じゃなく、それっぽい「画像」が送られてくるとそれだけで信ぴょう性を判断してしまいがちです。その画像を作ることが、意外と簡単であることは一度「だます側」に回ってみないと分かりにくいかもしれません。

 自分のメモとして、もしくはごく親しい間柄とのチャットで画像を使い、情報を伝達するのは問題ありません。しかし、不特定多数が存在するグループチャットや、Twitter上での投稿、特にRTが大量に付いている“スクリーンショット”は、RTを行う前に深呼吸して「改ざんされたものなんじゃないの?」といったん疑ってかかるくらいがちょうどいいかと思います。

 逆に、スクリーンショットを投稿したい場合、最低でも「URL」を入れておくといいでしょう。というより、URLと記事タイトルだけ投稿するということで目的は充足できるはずです。「でも画像を貼らないと誰もクリックしてくれないじゃない!」という声も聞こえてきそうですね。それはもしかしたら、このコラムを書いている筆者の力不足かもしれません。