公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

今年の冬特

2015-12-17 | 現在の教室運営
今年は中三生がいないので、期間短縮6日間にしました。

うちの場合「冬特」は内部生へのサービス(有料ですけど格安)なので
外部生は対象外です。

たいていは若手のスタッフ、大学生任せで
私は出ないのですけれど
今年は6年生の希望者が何人かいるので
やむを得ず、私も6日間付き合うことになります。

中学受験ということだと、作文を見てやらなければならないので
スタッフ任せにはできないし、
「理科・社会をぜひ」と頼まれているということもあり
ったく・・・・・・と思いながらも
来年度の中学生のために仕方ないか。

6年生の理科社会は
この際グループ学習にして相互採点、共同学習という形式でやってみようかと
思案中です。

でも、毎年思うのですけれど
できる子は何も言わなくても全日参加が当然と申し込んでくるのに
できの悪い子に限って、半分だったりして
ため息が出ます。
会費とは別にお金のかかることですから強くは言えませんけれども
そういう子は普段から部活だなんだと学習時間も短めで
定期テスト前に試験範囲のテキストが終わっていないことも多いので
こういう時に頑張ってもらいたいのですが
やっぱり無理なようです。

ある二年生の保護者が3日分の受講費を払いに見えたので
当人を読んで即席三者面談となりました。
当人曰く
「学校の先生が、△△中学はレベルが高いから、この点数なら□□高校は余裕で合格できるって言った」
「なんですって?いつの話よ」
「夏休み前・・・・・・」
「冗談でしょう、そんなはずはないわよ」
よく聞いてみると、去年の夏休み前、つまり一年生の時の話。
確かにその時点では、五教科で400点が取れていましたから
偏差値52程度の□□高校は余裕でしたでしょう、
でも、その教師が言わなかったか、当人が意識に残さなかったのか
「この点数が維持できれば」という肝心要の一言が抜けています。

「□□高校は余裕で合格できる」の太鼓判を信じて
家庭学習はおろそかにする、
うちの教室での学習時間も少なめ、居眠りが多いetc.
現在の成績は320点程度。
この調子では、来年の高校受験はどうなることやら。

冬特へはもう2日、参加日数を増やしてもらいました。



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