公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

くもん教室から

2013-06-30 | 現在の教室運営
公文教室に通っているが、中学進学に備えて五教科対応ができる教室へ行きたいので、と同じクラスの6年生が二人。

まず現在の学力を見て、二週間体験してもらって話はそれから、ということで
計算力テストと、文章問題10題、国語のテスト。

結果
B教材スタートで一年半で現在H教材の半ばというA。
六年生相当の計算力ではさすがに9割正解。文章問題6年生相当では4割正解。
一緒に始めたというBは、現在F教材で計算力では正解4割。けれど文章問題では9割正解。
???

国語のテストではAは8割、Bは5割。
漢字関係は同じくらいですが、読解問題で差が出ました。
二人とも数学単科学習だそうなので、国語学習はしていないのです。

さて、どうしてこういうテスト結果になったのか・・・・・・

これから体験学習を通じて二人の様子を観察していくのですけれど
現在想像できるのは
もしかしてAは、計算ができるようになった(短期間で高進度)ということで
学校の算数の授業に身が入らなくなってしまったのではないか?
ということ。いうなれば天狗状態ですね。
国語力はある方らしい(一度のテストで断定はできませんが)ので
そんな気がします。

もしそうなら。
「計算だけできればいいってものじゃないから」ということをこれから半年で叩き込めるかどうかに今後の中学の成績がかかってくるわけで、
「できる」と思い込まされている当人・親の視点調整もしなくてはならないのです。
うー・・・・・・
でも、今後の新入会増加にも関わることだし、
よし、腕の見せ所。がんばろうっと。



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1 コメント

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指導者って… (スタッフ 4年目)
2013-07-02 22:41:15
私は今大学生で、くもんは12年間続けました。そして、自分が通ってた教室で1つ目、今は火金の教室、木金の教室(指導者は別、自分が通った教室とは別)で2つ目、3つ目とスタッフをしています(していました)。

いつも、このブログをよく読ませていただいています。

今まで3人の指導者のもとでスタッフをしてきました。その中でくもんの学習方法が成功するかしないかは、指導者次第だと実感しました。

2つ目の教室の指導者は進度グラフはいっさい書いておらず、成績表に空欄があっても気にしない、まして、プリントのA面だけや、10枚のうち途中の数枚やらせる。など目があまるものです。「ちょうど」の教材を与えられておらず、復習回数が10回を超えることもあります。
生徒対応もスタッフ任せな点も多く、どうにも、長年くもんを続けてきた私としては考えられない教室です。

自分が通ってた教室と3つ目の教室では指導者がしっかりしています。
やはり、くもんの学習が成功するかしないかは指導者の腕次第だと実感しました。

今はコンビニ以上にある、くもん教室ですが、選ぶ際には家に近いからすぐそこに決めるのではなく、指導者との相性や、進め方をしっかり見極めて教室を選ぶことが必要だと思っています。
このことを是非、ブログを読んでるみなさんにも知って欲しいし、新入会を考えている方にはより知って欲しいです。
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