成宮寛貴さん引退コメント全文「もう耐えられない」(2016/12/09 18:17) 俳優の成宮寛貴さんが引退を表明しました。所属事務所と成宮さん本人のコメントです。
FRIDAY続報報じた日に引退表明 事務所「尿検査『陰性』」も 波乱の半生 母子家庭、母親の死去 中卒し、弟の弁当作り
俳優・成宮寛貴さん電撃引退2016.12.9 17:24
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2日発売の週刊誌「FRIDAY」でコカインの使用疑惑を報じられた俳優、成宮寛貴さん(34)が9日、芸能界引退を表明した。同誌がコカインを成宮さんが要求する詳しい会話とするやり取りを同日、掲載したことがきっかけとなった可能性が高い。
所属事務所は「尿検査も実施しましたが、12月7日付で陰性との結果を得ました」と薬物の使用を否定したが、「心から信頼していた友人に裏切られた。少しでも早く芸能界から去る」と悲痛なコメントを残した。このコメント全文では成宮さんは「間違った情報」としているが、今後、法的措置をとるかどうかについては言及していない。
夕刊フジの成宮さんへのインタビューによると、母子家庭に育った成宮さんは、14歳で母親に先立たれ、高校に進学せず、引っ越しのアルバイトなどで生計を立てていた。弟には毎日、弁当を作って送り出していたと話している。複雑な生い立ち、波乱の半生だが「素敵な人たちが自分の周りにいるから、試練を乗り越えられた」と話していた。
17歳のころ、宮本亜門さん演出の「滅びかけた人類、その愛の本質とは…」で俳優デビュー。平成13年、「溺れる魚」で映画デビュー。同14年、「ごくせん」(日本テレビ系)で人気を博し、同年、テレビ朝日系の人気ドラマ「相棒」のseason11から水谷豊さんの3代目相棒の甲斐亨役を演じ、テレビでの代表作となった。
ほかにも平成14年、映画「のぼうの城」の酒巻靱負(ゆきえ)役を演じるなど、人気テレビドラマ、映画などに多数出演している。