「普通の会社員です」と自己紹介しない
初対面の人とあいさつを交わすとき、こんな自己紹介をする人に出会うことがあります。
「普通の会社をやってます」
「普通の会社で普通にOLをしています」
本人は謙虚で控えめな感じを出そうとしているのかもしれませんが、正直にいうと、こんな自己紹介をされた途端にこちらは興味がなくなってしまいます。
「普通」であることは悪くはありませんが、せっかくお互いにとって貴重な時間を一緒に過ごすのですから、やはり自分の知らないことを知っている人や、
人間的に魅力的な人と過ごすほうが楽しいですよね。
賢いお金持ちは、自分と同じような感覚を持っている人とつきあいたいと思うものです。
「類は友を呼ぶ」といいますが、お金持ちのまわりには自然とお金持ちが集まってくる。
それはお金持ちに同士だと金銭感覚だけでなく、面白いと思う感覚や時間に対する感覚など、さまざまな面で似ているので、一緒につき合っていても違和感を覚えず、馬が合うからです。
お金持ちになるような人は、自分自身の明確な軸やこだわりを持っているため、まわりに強調したり、流されたりすることはありません。
それゆえに、人と違う行動が取れるのです。
「人と違う行動を取る」ということは、「競争率が低くなる」ということを意味します。
だからこそお金も入ってくるのです。
まわりの人と同じような行動を取っていたら、お金を儲けることなど出来ません。たとえば投資の世界でも、市場が急落したからといって、他の人と一緒に株を売却していたらいつまで経っても儲かりません。
まわりにに流されることなく、「そこ値で買って、高値で売る」という原則を徹底できる人が利益を得るのです。