救急隊が搬送遅延で患者死亡 初歩的なミスに「ひどすぎる」と非難殺到秋田県内で12日、救急隊が患者を間違った病院に救急搬送するミスがあったことが16日に判明。ありえないミスは、一体どのようにして起こったのだろうか。
■電話番号を間違えて…
患者は大仙市の80代男性。2日午後2時40分ごろに家族から「呼吸困難になった」と119番があり、救急隊は同55分ごろに男性を救急車に収容する。救急隊の20代の男性消防士が、受け入れ要請の電話を市内の病院にかけた…はずが、実際に電話していた先は、なんと秋田市の病院。両病院の電話番号は携帯電話に登録してあったが、系列病院で名称が似ていたため間違いに気付かなかったという。
■病院間の距離は54キロ
3時25分ごろ到着した大仙市の病院から「連絡を受けていない」と指摘され、携帯電話の発信履歴を確かめたことで間違いが判明した今回の事件。その場で受け入れを求めたが応じてもらえず、秋田市の病院に着くまでに要した時間は、約1時間45分。
大仙市と秋田市の病院はなんと54キロも離れていて、その移送に約1時間かかったという。患者は約15時間後に死亡したが、消防本部は「搬送の遅れによる影響はない」との見方を示している。
■「さすがにひどすぎる」と非難殺到
電話番号を間違えるという初歩的なミスに、ネットからは怒りの声が相次いでいる。
・もし仮に影響がなかったとしても、さすがに初歩的すぎるミス
・広大な秋田県内でこのミスは大きすぎる。市を間違えて54キロ走るって。本当に反省してほしい
・こんなに致命的なミスをしておいて、よく影響がなかったとかいえるな
・救急隊員も一人の人間だからってのはあるけど、そこを加味して複数人でチェックするとか体制を整えるべき
■「病院の対応も問題」の声も
また、受け入れを拒否した病院に対しても、「門前払いはどうかと思う」など医療体制に疑問を呈す声が多い。
・病院の対応も問題では。連絡きてないからって、さすがに門前払いはどうかと思う
・こういう間違いがあった時、受け入れが整っていない県内の医療体制にも問題がある
・近くの病院を紹介するなどの手配はできなかったのだろうか。もう一度「人命」についてきちんと考えてほしい
たった一つの人的ミスでも、一分一秒を争う医療現場では影響が大きすぎる。再発防止に向け、対策を考える必要があるだろう。
■電話番号を間違えて…
患者は大仙市の80代男性。2日午後2時40分ごろに家族から「呼吸困難になった」と119番があり、救急隊は同55分ごろに男性を救急車に収容する。救急隊の20代の男性消防士が、受け入れ要請の電話を市内の病院にかけた…はずが、実際に電話していた先は、なんと秋田市の病院。両病院の電話番号は携帯電話に登録してあったが、系列病院で名称が似ていたため間違いに気付かなかったという。
■病院間の距離は54キロ
3時25分ごろ到着した大仙市の病院から「連絡を受けていない」と指摘され、携帯電話の発信履歴を確かめたことで間違いが判明した今回の事件。その場で受け入れを求めたが応じてもらえず、秋田市の病院に着くまでに要した時間は、約1時間45分。
大仙市と秋田市の病院はなんと54キロも離れていて、その移送に約1時間かかったという。患者は約15時間後に死亡したが、消防本部は「搬送の遅れによる影響はない」との見方を示している。
■「さすがにひどすぎる」と非難殺到
電話番号を間違えるという初歩的なミスに、ネットからは怒りの声が相次いでいる。
・もし仮に影響がなかったとしても、さすがに初歩的すぎるミス
・広大な秋田県内でこのミスは大きすぎる。市を間違えて54キロ走るって。本当に反省してほしい
・こんなに致命的なミスをしておいて、よく影響がなかったとかいえるな
・救急隊員も一人の人間だからってのはあるけど、そこを加味して複数人でチェックするとか体制を整えるべき
■「病院の対応も問題」の声も
また、受け入れを拒否した病院に対しても、「門前払いはどうかと思う」など医療体制に疑問を呈す声が多い。
・病院の対応も問題では。連絡きてないからって、さすがに門前払いはどうかと思う
・こういう間違いがあった時、受け入れが整っていない県内の医療体制にも問題がある
・近くの病院を紹介するなどの手配はできなかったのだろうか。もう一度「人命」についてきちんと考えてほしい
たった一つの人的ミスでも、一分一秒を争う医療現場では影響が大きすぎる。再発防止に向け、対策を考える必要があるだろう。