はじめのい~っぽ 60'S

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鬼籍入りまでの軌跡!

11/10  高高度の七曲りエリアを飛ぶ

2019年11月11日 | パラグライダーにまつわる
七曲りエリアはパラ界のチャンプ宮田さんが経営されているスカイテックのエリア
宮田さん
 

高高度(飛行)は、10月に空ともインストラクターのアベちゃんに飛ぶ感覚を思いだすためタンデムをしてもらい、七曲りエリアで凄く楽しく安定したパラ飛びをしたことがよみがえってくる。

本日はお1人で、テイクオフしてランディングする「復帰後、初めての高高度から飛ぶ練習」となった。

テイクオフの準備をしている間、ドキドキしてなんどもなんども深呼吸を繰り返した。
初めてのところじゃないのに(慣れたところとも言えないけれど)これだけの高さにおじけづいている。
これまで感じたことのない緊張でした。

上手くテイクオフできるか?
飛んでる途中で、どこかが・どうにか・なっちゃって墜落ってことになりはしないか?
ランディングは上手くできるか?

などなど、不安は「大丈夫」の五分五分から8割近く「ダメ」にレベルアップしている。

テイクオフを見守りサポートしてくださる安形さんも、それが分かるのか
「洋子さん 深呼吸して」と声を掛けるほどだ。
深呼吸しても全然落ち着かない。
けど私の番だ。やるしかない。その為に来たんだ 思い直す。

この場所では、立ち上げ失敗したことないのに、2回も立ち上げたテイクオフ寸前でストップしてしまった。三回立ち上げてやっとテイクオフできた。

1回目の飛びでは、安定したところで360度旋回をした。
2回目でも360度旋回をしたが、両方とも体重移動の仕方を指摘された。
実際そういう場面がないと、こんなもんだったかな?と曖昧になってしまう。

2回飛んで、お昼となった。
太陽の光が山に当たる角度がどんどん変わっていく為、七曲りエリアからのテイクオフは不可になる

午後からは川根スカイパークへ移動
このエリアは、七曲りエリアとは向い合わせのような位置にあり、西日を浴びてテイクオフできる場所になる。

ココでは1回飛ぶ
ここでも立ち上げが上手く出来ず、アベチャンがラインをもって修正してくれてのテイクオフになった。
自分としては不本意だった。アベチャン見るに見かねていたんだろう
でも、自分が降参するまで立ち上げしてテイクオフしたかった

川根で初めて飛んだ時は、テイクオフして右に曲がり尾根の上をランディングに向かって飛ぶコースだったので、今日もそれでいいのかなと思っていたら軌道修正の無線が入った。

ランディングで見守るのは宮田さんだ
飛んでいると、サーマルにぶつかった
上級者なら「サーマルごちそう様で~す」と、パラを旋回させ高度を稼いで喜ぶところだが、今の私には宝の持ち腐れ。猫にこばん的なプレゼント。

サーマルはパラを下から突き上げるような、急に引っ張り上げる動きを与えてくれる。
でも揺れるのは大丈夫・大分慣れた
ブレーク操作をゆっくり引いてキャノピーを安定させる

飛んでいると風で右に流されそうになっている。
私の位置は尾根から離れない事が第一使命。
出来るだけブレークを引かないで体重移動してルートを進む(ブレークを引くことは高度ロスに繋がり目的地まで行き着かないことになる危険性がある)
見守っている宮田さんから、体重移動による修正が分かっているんだと思うけど「いいよ~・いまのコースまっすぐとんできて~」と励まされる。

こういう言葉に安心させられる。
ランディング上空に近づいた。
が、今の高さではランディングはできない。
上空で90度曲がったり180度曲がったりしている内にだんだん河川敷の草地が近づいてきた。

チョット速さを感じる。30度位の傾斜をゆっくり降りていくならとっても安心だが、私には60度の傾斜を降りていくような気がする。
こういう時はたいてい転んで着地したり、足を地面に強く打ったりしていて、いい思い出が少ないし、そんな着地をもうしたくない。

スタンデイングポジション。体制を整える。着地先を見る。
よし!来た!!地面が迫ってくる。
「最後は思い切り下向き(足に向かって目いっぱい)にブレークを引く」
激突を避けキャノピーが柔らかくふんわり降ろしてくれた。
良かった良かった、思い通りの着地だ

但し、あとから宮田さんからダメだし。
「両足着地は走り抜けれないから、走り抜けるように足を交互に着地してね」
そうなのだ。私はスタンディングポジションでは、両足を交互にしてポーズは決まっているはずなのだが、大事な着地 の際には足のポジションはすっかり忘れて、両足着地体制になっている。

これは走り抜けるより、その場にとどまりたい(走りたくない思いがあるから)と、すっかり元の木阿弥にの姿になってしまっていた。
ランディングはどこのエリアでも練習できることだから、次回の練習から「絶対注意します」 
練習に行けなくてもイメージします。

他のエリア・ほかのインストラクターの目。
それが経験できて本当に良かったです。ありがとうございました♡
 


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