私の家に30年近く一緒に暮らしてきた絵本「おへんろさん」がある
(作:宮脇紀雄さん 絵:井口文秀さん )
(クリックすると画像かなり大きくなります)
私の息子M君は小さいとき、よくこの本をリクエストしていた
今はM君の子G君が、「読んで~」と持ってくるようになった
お話は
お母さんを亡くしたタケの家に、子どもと夫を山崩れで失った若いおへんろさんが
一夜の宿を求めてやってくるところから始まる
突然のお客様とあって家族(祖母・父・姉)はちょっとドギマギ
来年小学校へあがるタケは大はりきりで大はしゃぎ
おへんろさんと一緒にお風呂に入ったり、寝かせてもらう
(クリックする方が見やすいですよ)
翌朝はお別れ
でもタケには、おへんろさんとの別れが承知できない
おへんろさんの袖端をつかんで「のぉ のぉ いかんでくれのぉ・いかんでくれのぉ」と懇願するが、
タケの手から袖はそっと引き離され、おへんろさんは巡礼先へ歩き始めていく
ひとしきり泣いてタケはふと気がついた
「死んだおっかちゃんが姿を変えて会いに戻ったんじゃないか」
タケは丘に駆けのぼって「おっかちゃ~~~ん・おっかちゃ~~~ん」とさけんだ
(絵本では見開きの1枚絵になっています)
母を亡くした子どもは本当に悲しい
やんわり受け止めてくれるお母さんがいない寂しさ・悲しさ・切なさ・悔しさが伝わってくる
私はタケの替りに「おっかちゃ~~ん」と呼びかける時、喉は絞られ声がふるえる
そんな時G君は一層静かに聞き入っている
タケと一緒になって心の中で「おっかちゃ~~ん」と呼びかけているのだろうか
読み継いでいきたい1冊である
(お知らせ)
この絵の作者井口文秀さは平成4年に(享年83歳)お亡くなりになっています。
今回、井口さんのギャラリー「童心」主宰のご遺族様の了解を得ることができ
画像をアップすることができました
井口さん ありがとうございました
なお、ギャラリー「童心」のHPはこちら↓です
http://www.ac.cyberhome.ne.jp/~f123/index.htm
(作:宮脇紀雄さん 絵:井口文秀さん )
(クリックすると画像かなり大きくなります)
私の息子M君は小さいとき、よくこの本をリクエストしていた
今はM君の子G君が、「読んで~」と持ってくるようになった
お話は
お母さんを亡くしたタケの家に、子どもと夫を山崩れで失った若いおへんろさんが
一夜の宿を求めてやってくるところから始まる
突然のお客様とあって家族(祖母・父・姉)はちょっとドギマギ
来年小学校へあがるタケは大はりきりで大はしゃぎ
おへんろさんと一緒にお風呂に入ったり、寝かせてもらう
(クリックする方が見やすいですよ)
翌朝はお別れ
でもタケには、おへんろさんとの別れが承知できない
おへんろさんの袖端をつかんで「のぉ のぉ いかんでくれのぉ・いかんでくれのぉ」と懇願するが、
タケの手から袖はそっと引き離され、おへんろさんは巡礼先へ歩き始めていく
ひとしきり泣いてタケはふと気がついた
「死んだおっかちゃんが姿を変えて会いに戻ったんじゃないか」
タケは丘に駆けのぼって「おっかちゃ~~~ん・おっかちゃ~~~ん」とさけんだ
(絵本では見開きの1枚絵になっています)
母を亡くした子どもは本当に悲しい
やんわり受け止めてくれるお母さんがいない寂しさ・悲しさ・切なさ・悔しさが伝わってくる
私はタケの替りに「おっかちゃ~~ん」と呼びかける時、喉は絞られ声がふるえる
そんな時G君は一層静かに聞き入っている
タケと一緒になって心の中で「おっかちゃ~~ん」と呼びかけているのだろうか
読み継いでいきたい1冊である
(お知らせ)
この絵の作者井口文秀さは平成4年に(享年83歳)お亡くなりになっています。
今回、井口さんのギャラリー「童心」主宰のご遺族様の了解を得ることができ
画像をアップすることができました
井口さん ありがとうございました
なお、ギャラリー「童心」のHPはこちら↓です
http://www.ac.cyberhome.ne.jp/~f123/index.htm
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