本日のブログは時間あるので長いです。
先週、池ちゃんのところでオルタ交換やってもらいまして一安心。
しかしタイミングチェーンテンションがやばいので乗ってません。
名古屋との無事往復できただけでもラッキーなレベルです。あーっこわ。
火曜日には無事米国からテンショナーが届きました。最近1週間できますね、
早いわ。
カムカバー開けてみました。
前回見た時より明らかにチェ-ンがたるんでます。寿命までカウントダウン
状態ですな。やばい。
今回のこの件で米国などのフォーラム(掲示板みたいなもの)を調べたら
FRポルシェのツインカム系のエンジンの破壊はこれが原因で起こること
が大変多いそうです。日本とは違い向こうはFRポルシェ乗りが今だに沢山
いますからね。メーカーは20万キロぐらい大丈夫であるとの見解らしいが
8万キロから10万キロ近くなったらメンテしてない場合終了の様です。
このテンションからチェーンが外れチェーン破断、カムシャフト破壊、
テンション留めてるボルトの根元から割れシリンダーヘッド破壊で再起不能
実際写真見ましたよ。944といえばすぐにタイミングベルト交換などと
ディーラーでさえ言いますが実際タイミングベルトなど切れた話は聞かない
し状態は外からすぐ確認できますから本来大事なのはここでしょう。
944S,944S2,928S4のオーナーは必ず点検してるとのこと。
慎重な作業で外します。
私の944の場合本来ならとっくに破壊されてるレベルなのですが
金属のベースがうまく削れてテンショナーの役目をしてました。
そのベースも削れに削れもう首の皮一枚です。
何と言う強運な車、、、。オーナーの無知にもめげず元気よく
走りまわってました。実はこの車の不思議な体験は後で書きます。
この写真みたら米国のFRポルシェ乗りは”クレイジー”カミカゼ
などと叫ぶでしょうな。こんな強運な車ならぜひ譲ってくれと
お誘いがあると思います。
取りあえずこの状態でもテンショナーのプラスチックはなんとか付き
そうなので付けようかなと思っていたところへ何とクロネコヤマトの
おばちゃんがやって来た。なんという幸運。
新品買おうかとも考えたんですが米国の価格でも6万以上しましたので
ちょっとなー予算無理です。ちなみに968のテンショナー本体は向こう
でも15万以上しますよ。バリオカムですからもっと特殊でカムシャフト
をフリーにしたり作業が多く簡単には外せません。944で良かった。
削れたベースの部分だけ欲しかったのでSEKAIMONで探したら
なぜかイギリスに中古のテンショナーが2個出てました。
ただSEKAIMONですから早くても20日以上掛かるだろうと思ったの
ですが何と10日も掛からずイギリスから遥々やって来ました。出品者が良いんだろうね。さすがイギリス人、信用できます。
物はいいですね。スプリングもへたってないし十分使えるレベルです。
944Sのものであると説明が書いてありました。取りあえずベース
の金属だけ外し使用します。新品のテンショナーを上下取り付け。
完成。
エンジンに無事取り付けひと安心。
本来の状態に戻りました。これで安心してぶん回せるわ。
ついでにこの前塗ったカムカバー点検。
グレーの塗料は油に少し弱いようです。エンジンに塗った
シルバーは明らかに油に強い。
もう裏側も適当に掃除してシルバーを塗ってやりました。
もちろん表も軽くひと吹き。
カムカバーの塗装が乾くまでの間にインテークもついでに塗装。
取り付けて完成。結構綺麗になりました、
この車の不思議な体験を書くのはまた明日ですな。疲れた。
そういえば大活躍のシグナスもオイル交換の時期にきて
しまいました。天気良かったら明日やります。
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