gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

風邪の歴史 ファイバースコープにも技術があった

2009-03-12 22:26:00 | 無題
そのとき処方された薬がなんと1種類で、

炎症を抑えるセレスタミン錠だけだったから、

ええ・・・?と疑った。

案の定7日間出たその薬では治りきらなくて、

ぐずぐず続いてる内に1ヶ月経って、

またしっかり引き直した。;

あ~あ・・・。

と思って、再診で行ったら、

随分若い先生で驚いた。

書くの迷ったけど、

書こう。

カッコイイ先生だった。

(私はカッコイイ人の前だとなぜか警戒心が出る。

カッコイイからって惚れたりしないもん、と。)


大学病院だから(?)毎回先生が違うんだけど、

こんなに若い先生は初めてだった。

私は重いボーっとした頭で、

病気でも病院へメイクして行くっていう人もいるけど・・・

風邪でそんなメイクしてく力なんてないよ・・・。

とか、

でもメイクしてないから、

可能性とか出なくて逆に大丈夫。

とか、

訳の分からないことを考えていた。

医者と患者の立場を保てる。

とか。

((ほわ~っと変なこと考えなくて済む。))と。


そこで、患者な自分にはっきりもどって、

ここまでの経過を手帳のメモを片手に話した。

前の先生と違って、

よく話を聞いてくれたから、

少し気が楽になった。


あとで知ったけど、

いいお医者さんは患者の話をよく聞くそうな。

よく聞く話だからきっと本当だと思う。

私の経験からもそうだと思う。


一通り問診が終わって、

口をあ~んてして、のどを診せてから、

先生が「じゃぁ、粘膜の状態を診ますね。」

と言ってきた。

「「!!!!!」」
((い~や~だ~!!(>O<;)))

思わず私は座ってる椅子の背もたれにのけぞった。

前回受けたから今回はないと思ってたのに!

「え・・・そ、それ絶対、受けなきゃダメですか?」

と硬直する私に、

「そうですねぇ、気管支の状態を診たいので・・・」

と答える先生に、

「でも、前回されてすごく痛かったので・・・(>-<;)」

と言えばやんなくて済むかも!と必死に訴えると、

「痛かった?ふ~む、誰だったんですか前回は・・・?」

そんな誰かなんて覚えてないよ~;と困っていると、

そのお兄さんお医者さんはカルテに目をやって、

「ああ~、◯○先生ね。あの先生は痛いんだよね~。」

「大丈夫、僕は痛くないから。」

と言った。

私は、そんな(たぶん)上の先生のことをそんな風に言っていいのか!?

というのと、

痛くないって、なんで言い切れるんだろう(?-?;)というので

あっけに取られた。(ー□ー;)

「痛くしないから、大丈夫だよ。」

と笑顔で器具を持って近づいてくる先生に

それでも、いやだ~!と体を強ばらせながら、

もう受けなきゃいけないのかと観念していると、

「ここつかんでていいから。痛かったらギュッて握って。」

と言った。

そんな、子供みたいな。;

でも、そんなことも言ってられないほどコワくて、

恥ずかしいけど(>-<)と思いつつ、

藁をもつかむ気持ちで握った。もう半泣きだった。
(笑;)

「じゃぁ、上向いてください。はい、力抜いて~。」

「「うぅ・・・。コワいよ・・・。」」

目をぎゅっとつぶった。

力抜くことでちょっとは軽減されるなら、

と恐る恐る体の力を抜いた。

スルスル~っと入ってくるのが分かった。

ギュッと腕の白衣を握って、でも力を抜いた状態を保てるようにがんばった。

((あれ?痛く・・・ない。))

「はあ~い、見えました。うん、大丈夫だね。」

そ~っと薄めを開けたら、

モニターにテレビで見たことあるような体の中の映像が

移っていた。

うわぁ~すご~い!と思いながら、

でも抜くとき痛かったらどうしようと思っていた。

だけど、

あっという間にスルスルスルっと抜けていくのが分かって、

抜けるときの方がなんとのもなかった。

私はコワかったぁと涙目になりながら、

((でも先生めちゃくちゃうまいな!))と

「先生!うまいですね!」と感動して言うと、

先生は満足そうにそうでしょと笑っていた。


診察が終わって、ありがとうございました、と診察室を出て、

ファイバースコープで麻酔をかけてても技術がいるのかぁ~と、

感慨深かった。


そのときは終始、先生すごいなとしか思ってたけど、

あとで何年かしてから、考えたら、

先生ちょっとエロかったな、と思った。(気づいた?)


うん。

よし。本当のこと書いたぞ。

よし!

(笑)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。