ごめり語。

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「Coming Down Again」は歌わない

2006年05月14日 | 音楽
4月に入社以来初めての異動があって、神経をすり減らすことが多く、どうも具合が良くありません。すぐ疲れてしまいます。新入社員ではありませんが、五月病のようなものなのでしょう。

私の調子に合わせて?か、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズも大変だったようです。キースといえば私の神様の一人で、先月は日本で素晴らしいライブを見せてくれたばかりですが、ツアーの休暇中に木から落ちて重傷を負い、脳の手術を受けたのです。幸いにも手術は成功して、無事退院したようですが、後遺症などがちょっと心配です。でもまあ、こんなことでくたばる男ではないと思いますし、ここで運を落としたことで、これからもっといい仕事をするような気もします。

「Coming Down Again」という、キースが1973年に発表した曲があります。それはそれは素晴らしい曲です。この曲とか、ロニー・レーンの「Glad and Sorry」とか、倦怠感をそのまま曲にしたような、ある種「膿」のような曲ですが、だからこそ美しいのです。そういえば、この曲について学生時代に作文をしたこともあったな・・・

She was dying to survive

キースはこの曲をライブで歌いません。それは彼の、強い意志によるものだと思います。「Coming Down Again」、山本安見さんの名訳によれば<また落ちぶれてちまった>を歌わないからこそ、現在のキースの活躍があるような気がします。彼が歌うのは常に「Happy」です。

おいらもがんばらないと。日曜日だけど、今日も朝から晩まで働くぞ!

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