11月9日(水)のシーバス(スズキ)船の釣行記です。忘れないうちに。
今回は車が使えませんでした。ちゃねりがボランティアの仕事で使っていたからです。だから当初は、釣行そのものを諦めようしていたのですが、ならば電車は?という声もあったので、調べてみると、確かに始発に乗ると出船時間に間に合います。でも、それだとかなりしんどい。というわけで、前日は妹の家に厄介になりました。いずれにせよ、移動手段は電車になります。荷物になるので、クーラーボックスと釣り具は諦めました。でも、防寒対策だけはばっちりしました。ニット帽、首巻き、ヤッケ上下、ジャンパー、フリース、ヒートテック上下、手袋、靴下2足履き。問題は靴です。船の上って、釣れた魚を生かしておくために、足元に絶えず海水が流れています。本当はゴム長靴がいいのですが、電車なので、今回は防水加工の登山靴にしました。それからもちろん、酔い止めも持参しました。
今回お世話になったのは、深川吉野屋さんです。最寄駅は東西線の木場駅。4時50分起床で、6時ちょっと前に着きました。まだお店が開いていなかったので、近くのコンビニで、朝食、昼食、飲み物を買いました。その後、受付。代金は9000円(1日船)の他に、ロッド&リールのレンタルが500円。それと、1200円のスピンテール(ルアー)を買いました。ちなみに、この時に、右巻きのリールを借りてしまい、大失敗。結果、ほとんど師匠の道具を借りて釣りをしていました。次回は注意しないと。それから、次回は、PEラインとナイロンラインのつなぎ方も覚えておかないと。
前の記事で書いた通り、今回は皆さん大苦戦していたようです。ま、私の場合はいつものことですが・・・。でも、ぽつりぽつりと釣れている方もいたし、中にはそれなりの型を釣りあげている方もいました。それでもやはり、他の日の釣果と較べてみると、かなり厳しかったようです。それにつけてもびっくりしたのは、釣れていないからということもあって、やたらめったら移動しまくることでした。神奈川エリア(主に川崎)から千葉エリア(浦安、幕張、富津など)まで、あらゆるポイントを攻めまくりました。釣果の悪い場所は、それこそ4~5投で見切りをつけて、すぐにまた移動、という感じでした。
さてさて、肝心の釣りのことですが、メタルジグの釣り(冬のパターン)については、それなりに得るものがありました。ジグを海底まで沈めて、釣れそうなタナまで巻いて、また落として、また巻いて、ということ繰り返す釣りです。実際、唯一釣れたシーバスは、このパターンで釣れました。一方で、巻き物(今回はスピンテール)系の釣りは、なんだか最後までよくわかりませんでした。遠くまで飛ばすことと、とにかく(いろいろな方法で)アピールすることがキモらしいのですが、これは海ならではの方法(ブラックバスとはちょっと違うアプロ―チ)、ということもあって、最後まで慣れませんでした。私は、ブラックバスの場合は、ネチネチ系よりも、巻き物系の方が断然好きなんですけどね。釣って覚える、体で覚える、これがいちばんです。釣れないとなかなか覚えられません。いずれにしても、アジ釣りよりは断然難しいと思いました。
「アジだぁ~」と私。
「サバだよ!」と師匠。
サバとの初遭遇の時のことです。
今回のハイライトは、何といっても、サバでした。釣れた場所はよく覚えていないのですが、やたらと水深が深くて(20メートル以上ありました)、風の塔のような小さな人工の島がある場所でした。ちなみに、サバが釣れたのはこの場所だけです。それと、サバが釣れるタナとシーバスが釣れるタナは違います。私にしてみれば、もう少しここで釣っていたかったのですが、あくまでシーバスがメインターゲットの船なので、そういうわけにはいきません。当然、他のお客さん(10人程いました)もいらっしゃいますしね。
思えば、去年の釣行の際、当初の予定では、サバがメインターゲットのはずでした。でも、あの時は、サバの船が出なかったので、仕方なしにアジの船に乗ったんです。ちなみに私は、アジよりもサバの方が好きです。一方、母とちゃねりはアジの方が好きなのだそうです。だから、母があの時、「サバじゃなくてよかった~」なんて言っていたのを、苦々しく聞いていた覚えがあります。ま、アジはアジで美味しいんですけどね。それはそれです。
それにつけてもサバって、凄いファイトをしますね!とても元気のいい魚です。メタルジグにどんどん食らいついてきました。なんだかもう、たくさん釣れそうな感じでしたが、残念なことに、いかんせん、クーラーボックスがない・・・。でも、師匠が、オレのクーラーボックスを持って帰りなよって、なんとも優しい声をかけてくれたので、お言葉に甘えることにしました。
↑これは船上のバケツです。細い管から絶えず海水が流れています。
9匹持って帰りました。9匹しか釣れなかったわけではありません。特に師匠は、入れ食いのような状態だったので、かなりリリースしていました。いくら釣っても、クーラーボックスの大きさに見合った数しか持って帰れないですしね。というわけで、なるべく大きそうな魚や、傷ついてしまった魚を優先にチョイスしていました。
あの~、もしかして、サバかよ、しかも、東京湾・・・なんて思っていませんか?
それは間違いです!
深川吉野屋さんの11月2日の記事から抜粋させて頂きます。
<皆さん、サバかよって言うかもしれませんが、今のサバは脂がノリノリで1匹2000円もするんですよ!ちなみにイナダは800円程度。シーバスはフッコクラスで1000円位。三浦の松輪のサバ船も今の操業場所は羽田沖。湾奥のサバがブランドなのです!今日(11月2日)のポイントは品川と深川の間くらいなので正真正銘の江戸前のサバになります!>
例え1匹2000円が話半分で、1匹1000円だったとしても、十分に元はとれた、ということになります(笑)
それで、これは深川吉野屋さんに感謝なのですが、帰船した後、釣ったアジの下処理(頭と内蔵を取ること)をしてくれました。本当は、事前に申し込んでおく必要があったんですけどね。なので、ビニール袋で持って帰ることができました。助かりました。その際に、対応して下さった方が、サバはとにかく鮮度が命なので、首を折って、血抜きをしておかなくちゃダメじゃないか!みたいなことを言っていました。う~ん。それから、もっと大きなアジの刺身は本当に美味しいんだ!みたいなことも言っていました。それと、これは師匠が言っていたことですが、今の時期の東京湾のサバは、今しか釣れない、それこそ旬の、油がノリノリの特別な魚なのだそうです。だからプレミアムなんですね。しかも、近海で回遊しているサバと違って、東京湾のアジには、寄生虫がいないのだそうです。だから、鮮度がよければ刺身でもオーケー。
となると、釣った魚をどうするかです。あいにく、ちゃねりは不在なので、自分でなんとかするしかありません。3匹は木場の近くに住む旧友に、2匹は母におすそ分けしました。残り4匹。1匹を塩焼き、1匹を味噌煮、残り2匹をしめさばにしました。塩焼きは、今まで食べたどんなアジよりも、断然おいしかったです(笑)鮮度が違います。味噌煮は味付けに失敗しました。お酒とお味噌を入れすぎたみたい。素材を生かせませんでした。残念。
↑本当はもっと写真を掲載したかったのですが、あんまり見栄えがしなかったので、これだけにしておきます。
で、しめさばですが、これはなんとも深い世界ですね。塩のつけ具合とお酢の漬け具合によって、食べ頃が変わってくるんですんね。私の好み的には、3日目に、最後の最後に食べたのが、いちばん美味しかった。本当は、鮮度が高い方が美味しいみたいですけどね。ちなみに、熱燗に合うんですよ~。飲みたくなりますよ~。私は普段は日本酒は飲みませんが、それでもわざわざ熱燗にしたんです。ちなみに、師匠に言わせると、塩のつけ具合が、しめさばのいちばんのキモらしいです。お酢は、時間がたてば、自然と効いてくるから、と。いずれにせよ、ネットでいくつかの作り方を参考にしましたが、どれもこれも時間はまちまちでした。結局は、その人の好みの問題になるのでしょう。次の機会には、穀物酢ではなく米酢を使ってみるとか、塩にもこだわって、いろいろと試してみたいと思いました。
というわけで、シーバスは1匹しか釣れませんでしたが、十分に満足な釣行でした。また行きたいです!
今回は車が使えませんでした。ちゃねりがボランティアの仕事で使っていたからです。だから当初は、釣行そのものを諦めようしていたのですが、ならば電車は?という声もあったので、調べてみると、確かに始発に乗ると出船時間に間に合います。でも、それだとかなりしんどい。というわけで、前日は妹の家に厄介になりました。いずれにせよ、移動手段は電車になります。荷物になるので、クーラーボックスと釣り具は諦めました。でも、防寒対策だけはばっちりしました。ニット帽、首巻き、ヤッケ上下、ジャンパー、フリース、ヒートテック上下、手袋、靴下2足履き。問題は靴です。船の上って、釣れた魚を生かしておくために、足元に絶えず海水が流れています。本当はゴム長靴がいいのですが、電車なので、今回は防水加工の登山靴にしました。それからもちろん、酔い止めも持参しました。
今回お世話になったのは、深川吉野屋さんです。最寄駅は東西線の木場駅。4時50分起床で、6時ちょっと前に着きました。まだお店が開いていなかったので、近くのコンビニで、朝食、昼食、飲み物を買いました。その後、受付。代金は9000円(1日船)の他に、ロッド&リールのレンタルが500円。それと、1200円のスピンテール(ルアー)を買いました。ちなみに、この時に、右巻きのリールを借りてしまい、大失敗。結果、ほとんど師匠の道具を借りて釣りをしていました。次回は注意しないと。それから、次回は、PEラインとナイロンラインのつなぎ方も覚えておかないと。
前の記事で書いた通り、今回は皆さん大苦戦していたようです。ま、私の場合はいつものことですが・・・。でも、ぽつりぽつりと釣れている方もいたし、中にはそれなりの型を釣りあげている方もいました。それでもやはり、他の日の釣果と較べてみると、かなり厳しかったようです。それにつけてもびっくりしたのは、釣れていないからということもあって、やたらめったら移動しまくることでした。神奈川エリア(主に川崎)から千葉エリア(浦安、幕張、富津など)まで、あらゆるポイントを攻めまくりました。釣果の悪い場所は、それこそ4~5投で見切りをつけて、すぐにまた移動、という感じでした。
さてさて、肝心の釣りのことですが、メタルジグの釣り(冬のパターン)については、それなりに得るものがありました。ジグを海底まで沈めて、釣れそうなタナまで巻いて、また落として、また巻いて、ということ繰り返す釣りです。実際、唯一釣れたシーバスは、このパターンで釣れました。一方で、巻き物(今回はスピンテール)系の釣りは、なんだか最後までよくわかりませんでした。遠くまで飛ばすことと、とにかく(いろいろな方法で)アピールすることがキモらしいのですが、これは海ならではの方法(ブラックバスとはちょっと違うアプロ―チ)、ということもあって、最後まで慣れませんでした。私は、ブラックバスの場合は、ネチネチ系よりも、巻き物系の方が断然好きなんですけどね。釣って覚える、体で覚える、これがいちばんです。釣れないとなかなか覚えられません。いずれにしても、アジ釣りよりは断然難しいと思いました。
「アジだぁ~」と私。
「サバだよ!」と師匠。
サバとの初遭遇の時のことです。
今回のハイライトは、何といっても、サバでした。釣れた場所はよく覚えていないのですが、やたらと水深が深くて(20メートル以上ありました)、風の塔のような小さな人工の島がある場所でした。ちなみに、サバが釣れたのはこの場所だけです。それと、サバが釣れるタナとシーバスが釣れるタナは違います。私にしてみれば、もう少しここで釣っていたかったのですが、あくまでシーバスがメインターゲットの船なので、そういうわけにはいきません。当然、他のお客さん(10人程いました)もいらっしゃいますしね。
思えば、去年の釣行の際、当初の予定では、サバがメインターゲットのはずでした。でも、あの時は、サバの船が出なかったので、仕方なしにアジの船に乗ったんです。ちなみに私は、アジよりもサバの方が好きです。一方、母とちゃねりはアジの方が好きなのだそうです。だから、母があの時、「サバじゃなくてよかった~」なんて言っていたのを、苦々しく聞いていた覚えがあります。ま、アジはアジで美味しいんですけどね。それはそれです。
それにつけてもサバって、凄いファイトをしますね!とても元気のいい魚です。メタルジグにどんどん食らいついてきました。なんだかもう、たくさん釣れそうな感じでしたが、残念なことに、いかんせん、クーラーボックスがない・・・。でも、師匠が、オレのクーラーボックスを持って帰りなよって、なんとも優しい声をかけてくれたので、お言葉に甘えることにしました。
↑これは船上のバケツです。細い管から絶えず海水が流れています。
9匹持って帰りました。9匹しか釣れなかったわけではありません。特に師匠は、入れ食いのような状態だったので、かなりリリースしていました。いくら釣っても、クーラーボックスの大きさに見合った数しか持って帰れないですしね。というわけで、なるべく大きそうな魚や、傷ついてしまった魚を優先にチョイスしていました。
あの~、もしかして、サバかよ、しかも、東京湾・・・なんて思っていませんか?
それは間違いです!
深川吉野屋さんの11月2日の記事から抜粋させて頂きます。
<皆さん、サバかよって言うかもしれませんが、今のサバは脂がノリノリで1匹2000円もするんですよ!ちなみにイナダは800円程度。シーバスはフッコクラスで1000円位。三浦の松輪のサバ船も今の操業場所は羽田沖。湾奥のサバがブランドなのです!今日(11月2日)のポイントは品川と深川の間くらいなので正真正銘の江戸前のサバになります!>
例え1匹2000円が話半分で、1匹1000円だったとしても、十分に元はとれた、ということになります(笑)
それで、これは深川吉野屋さんに感謝なのですが、帰船した後、釣ったアジの下処理(頭と内蔵を取ること)をしてくれました。本当は、事前に申し込んでおく必要があったんですけどね。なので、ビニール袋で持って帰ることができました。助かりました。その際に、対応して下さった方が、サバはとにかく鮮度が命なので、首を折って、血抜きをしておかなくちゃダメじゃないか!みたいなことを言っていました。う~ん。それから、もっと大きなアジの刺身は本当に美味しいんだ!みたいなことも言っていました。それと、これは師匠が言っていたことですが、今の時期の東京湾のサバは、今しか釣れない、それこそ旬の、油がノリノリの特別な魚なのだそうです。だからプレミアムなんですね。しかも、近海で回遊しているサバと違って、東京湾のアジには、寄生虫がいないのだそうです。だから、鮮度がよければ刺身でもオーケー。
となると、釣った魚をどうするかです。あいにく、ちゃねりは不在なので、自分でなんとかするしかありません。3匹は木場の近くに住む旧友に、2匹は母におすそ分けしました。残り4匹。1匹を塩焼き、1匹を味噌煮、残り2匹をしめさばにしました。塩焼きは、今まで食べたどんなアジよりも、断然おいしかったです(笑)鮮度が違います。味噌煮は味付けに失敗しました。お酒とお味噌を入れすぎたみたい。素材を生かせませんでした。残念。
↑本当はもっと写真を掲載したかったのですが、あんまり見栄えがしなかったので、これだけにしておきます。
で、しめさばですが、これはなんとも深い世界ですね。塩のつけ具合とお酢の漬け具合によって、食べ頃が変わってくるんですんね。私の好み的には、3日目に、最後の最後に食べたのが、いちばん美味しかった。本当は、鮮度が高い方が美味しいみたいですけどね。ちなみに、熱燗に合うんですよ~。飲みたくなりますよ~。私は普段は日本酒は飲みませんが、それでもわざわざ熱燗にしたんです。ちなみに、師匠に言わせると、塩のつけ具合が、しめさばのいちばんのキモらしいです。お酢は、時間がたてば、自然と効いてくるから、と。いずれにせよ、ネットでいくつかの作り方を参考にしましたが、どれもこれも時間はまちまちでした。結局は、その人の好みの問題になるのでしょう。次の機会には、穀物酢ではなく米酢を使ってみるとか、塩にもこだわって、いろいろと試してみたいと思いました。
というわけで、シーバスは1匹しか釣れませんでしたが、十分に満足な釣行でした。また行きたいです!
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