あるお寺様に、鬼子母尊神祭のお手伝い行きました。
駐車場で車を降りた時、
帰宅したお嬢さんと出会いました。
こちらのお嬢さんは、ピアノの先生です。
「こんにちわ」
にこやかな声が秋風のそよぎます。
「こんにちわ」
そのあとの言葉が続きません。
えっと、何を話せばいい?
「ショパンの上手な、ピアニスト知りませんか?」
なにを口走っているの? 僕は・・・。
「ショパンですか?
どんな感じのピアニストがご希望ですか?」
「う~ん。できればしっとりした感じの人」
本当は、何も考えていませんでした。
どれを聴いても同じに聞こえてしまいます。
「そうですね・・・
クリスチャン・ツィメルマン。
シャルル・リシャール・アムラン。
この二人は、やわらかなタッチでピアノを弾きますよ」
「ついでに、ベートーベンは、誰かいますか?」
図々しいなぁ。
ベートーベンを「弁当」って発音してしまいました。
笑いをこらえながら、
「エミール・ギレリス、なんかいいですよ」
「ありがとうございました」
なんか得をした気分になりました。
さっそく家に帰って視聴しました。
今、PCから流れています。
秋の夜。
コーヒー・ブレイクは、ショパンの調べとともに。
ps
なに、高尚ぶっているの。
ピアニストの違いなんて分からないくせに。
ほら、ほら、あくびが出ているわよ。
駐車場で車を降りた時、
帰宅したお嬢さんと出会いました。
こちらのお嬢さんは、ピアノの先生です。
「こんにちわ」
にこやかな声が秋風のそよぎます。
「こんにちわ」
そのあとの言葉が続きません。
えっと、何を話せばいい?
「ショパンの上手な、ピアニスト知りませんか?」
なにを口走っているの? 僕は・・・。
「ショパンですか?
どんな感じのピアニストがご希望ですか?」
「う~ん。できればしっとりした感じの人」
本当は、何も考えていませんでした。
どれを聴いても同じに聞こえてしまいます。
「そうですね・・・
クリスチャン・ツィメルマン。
シャルル・リシャール・アムラン。
この二人は、やわらかなタッチでピアノを弾きますよ」
「ついでに、ベートーベンは、誰かいますか?」
図々しいなぁ。
ベートーベンを「弁当」って発音してしまいました。
笑いをこらえながら、
「エミール・ギレリス、なんかいいですよ」
「ありがとうございました」
なんか得をした気分になりました。
さっそく家に帰って視聴しました。
今、PCから流れています。
秋の夜。
コーヒー・ブレイクは、ショパンの調べとともに。
ps
なに、高尚ぶっているの。
ピアニストの違いなんて分からないくせに。
ほら、ほら、あくびが出ているわよ。