僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

今年最後

2017年11月30日 | 日記
今日で、11月も終わりです。
寒空の中、九州へ月忌回向のお手伝いに行きました。

来月は、30日ではなく、早くお伺いするお宅です。
だから、僕にとっては、今年最後。

ご仏壇の前で、守護神とご先祖に、感謝の祈りを捧げました。

「平成29年のご守護に、謝し奉る」

檀家さんも、私の後ろで、手を合わせています。

寒い日も、暑い日も、ご仏壇の前で、一緒に手を浅瀬てきました。
手を合わせるたびに、心によぎる思い。

健康でありますように、という、真摯な願い。
お金がたまりますように、っていう、よこしま邪な願い

嬉しかったり、哀しかったり。

仏さまは、そんな私たちを、優しく見つめていました。

玄関を開けるたび、明るい声が聞こえてくる。
笑顔で、私を迎えてくれる。

「どうか、来年も幸せでありますように・・・」

多くの方々の幸せを願いながら、今日も私は、月忌回向に向に向かいます。

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水行

2017年11月29日 | 日記
あるお寺の、若上人。
11月1日より、毎日、水行(すいぎょう)をされています。

日蓮宗加行所(けぎょうしょ)の解説と時期を同じくしています。

一日、七回の水行をする、修行鉦さんにも負けていません。
来年の2月10日まで続きます。

「〇〇さんも、一緒のどうですか?」
お寺に行くたびに、誘われます。

『君は、僕に死ねというのか?』
そう言って、私は低調に?お断りをしています。

だって、冷たいのだもの。
心臓麻痺を起こしたら、どうするの。

でも、そんな僕でも、学生時代は毎朝、水行をしていました。
学生寮の屋上でね。

あのころは、一所懸命だったな・・・。
あこがれもあった。

祈りの気持ちを込めて。
一心に、自分を磨く。

今の僕は、垢だらけ。
心は、汚れきっている。

にゃくじ ほけきょう~
ごしんじん しょうじょう~

夜明けの空に、水行肝文(かんもん)の声が響く。



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泣きたい

2017年11月28日 | 日記
「私は、あなたの犠牲になっているわ」

あるお寺様のお手伝いの帰りに、家内がポツリと言いました。

事の発端は、些細なことでした。

「ねぇ、あなた。どうして婿養子に行かなかったの?」

『どうしてって・・・婿養子に行く勇気がなかったから』

「相手の女の人が、好きになれば、結婚できるじゃない?」

『相手の女の人が、好きとか嫌いとかじゃなくて、
 相手の両親から、つまらない男性だな、って思われたら、かどうしよう、
 って考えたら、怖くなったから』

「相手の女の人のことは、なんとも思わなかったの?」

『女の人より、相手の両親の評価を気にしていた』

「あなたって、やっぱり変人だわ。
 変なところでは強気なくせに、肝心なところで気が弱い」

『その通りです』

「じゃ、私は貧乏くじをひいたのね。
 朝から晩まで働いて、犬のカットをして、
 そして今日、資格試験に不合格!」

「あ~、もう死んでしまいたい」

ぼやく家内の横で、私はポテチとコーラを飲んでいました。

「頭だけは、立派になって。
 どうしたら、そんなに輝くのよ!」

『すまん、母ちゃん。許しておくれ』

11月の、空・・・。
今にも泣きだしそうな空の下で、私はポテチとコーラを飲んでいました。

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なにもない、一日

2017年11月27日 | 日記
出来上がった、星降る街、星祭りのご案内を、印刷することにしました。

パソコンの電源を入れて・・・。

「・・・あれ?」

パソコンが、起動しません。
何度、電源ボタンを押しても、沈黙のまま。

まだ、そんなに使っていないのに、もう寿命かい?
このパソコン、高かったのに。

仕方がないので、古いOSのノート・パソコンで印刷することにしました。
プリンターを接続して、用紙を入れて、印刷・・・。

「アッ、用紙が詰まった!」

・・・では、もう一度。

「グシャ!」
不気味な音とともに、赤いランプが二つ点灯。

もう・・・わからん。

家内に、見てもらうことにしました。

朝から気合を入れて、仕事を終わらせようとしたのに。
なにもない一日っていうのも、辛いものです。

ps
「ねぇ、母ちゃん。プリンター、治った?」

『あとでね・・・』

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やっぱりね

2017年11月26日 | 日記
仕事から帰ってきた家内と一緒に、夕食を食べました。
テレビは、「bビートたかしのスポーツ大賞」が流れています。

お箸を片手に、テレビを見ていると、「よそ見をしない」と、家内に叱られてしまいました。

でも、水泳と言い、陸上と言い、小中学生は、本当にすごい。
東京オリンピックも夢じゃないよね。

「僕も、今日から走ろうかな・・・」

『あなたって、本当に単純よね』
家内が、冷たく言い放ちます。

気持がくじけそうになりながらも、いざ外へ。

「久しぶりだから、30分くらいかな」
軽い君もちで、ウォーム・アップをしました。

でも、苦しくて走れない。
ヘトヘトになりながら時計を見ると、まだ10分。

「もうダメ。限界」
家に入ると、家内が、『やっぱりね」だって・・・。

痛む足で、正坐をして、このブログを書いています。
筋肉痛です。

テレビでは、小中学生が。はつらつを動きまわっている。

『自分を知りなさいな』
ごろ寝中の家内が、ぼそり。

足が痛くて、正坐が限界。
この辺で、今日のブログは終わりです。

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