午前4時に起きて
みいちゃんを埋めた
本堂の前の
桜の木の下
暗闇の中
一生懸命に土を掘る
土が固くて
なかなか惚れない
十分な深さまで掘った時
夜が明け始めていた
身体を穴に入れる
母ちゃんが花を摘んで
みいちゃんの体の上に置く
身体に何度も触れて
名残惜しいけど
土をかけて行った
今、母ちゃんは
犬のカットをしている
そこは今まで
みいちゃんが生きていた場所
「悲しいね」
その言葉が胸に刺さった
みいちゃんを埋めた
本堂の前の
桜の木の下
暗闇の中
一生懸命に土を掘る
土が固くて
なかなか惚れない
十分な深さまで掘った時
夜が明け始めていた
身体を穴に入れる
母ちゃんが花を摘んで
みいちゃんの体の上に置く
身体に何度も触れて
名残惜しいけど
土をかけて行った
今、母ちゃんは
犬のカットをしている
そこは今まで
みいちゃんが生きていた場所
「悲しいね」
その言葉が胸に刺さった