自然発見・自然遊び

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トヤマシノブゴケを確認

2020-03-13 15:14:56 | コケ

シノブゴケは、繊細なコケです。しかし、いろいろな種類があって特定することが難しいです。

今日は、しっかりと確認することができました。それはトヤマシノブゴケです。

1 まず茎葉が大きく葉先が長く伸びます。

2 その葉先は、透明であることが特徴です。

3 葉先が透明になるのは、よく似たヒメシノブゴケも同じです。

4 二つの違いは、茎葉も枝葉も細胞に乳頭が有ることです。

5 この乳頭が一つで尖がるのがヒメシノブゴケで、乳頭が2~4あり、先が2つ分かれるのがトヤマシノブゴケです。

 

以上のことからトヤマシノブゴケと同定しました。

いい加減な私が、このようにしっかりと調べようとしたきっかけは、このトヤマシノブゴケを命名した?外山礼三の存在を知ったからです。

外山礼三は、1913年の生まれ、26歳の時に太平洋戦争に召集され、病気になり終戦後の1947年に亡くなる。

と言う簡単な経歴を知ったからです。

おそらく情熱をもってコケの研究をしたかったでしょうに!