「海鳥」です。
先日(5/26)に続き海鳥です。
先日、河口で出会った「ムナグロ」です。
写真5枚紹介します。
形態
全長は約24 cm、翼開長は約60 cm。雌雄同色。
成鳥夏羽は、顔から腹までの下部分が黒く、その上部に白い縁取りがある。
背面は黄褐色と黒褐色の斑模様になっている。
成鳥冬羽は、体下面が淡黄褐色で腹部が褐色がかった白色である。
嘴は黒色。足は灰色みをおびた黒色である。
生態
繁殖期は極地のツンドラに生息し、6-8月に繁殖する。
つがいで生活し、縄張りを持つ。
巣は地上に作り、産卵数は普通4卵である。
食性は主に動物食で、昆虫類や甲殻類などを捕食する。草原や田圃で植物の種子をついばむこともある。
渡りの時期や越冬時には、水田や草原、干潟や河原、河口などに生息する。
体型の似ているダイゼンと比べると、やや乾いた環境を好む傾向がある。
特に、越冬地では干潟や河原よりも、畑や公園の芝生などの方でよく観察されている。
飛翔しながら「ピョピョー」「キビョー」などの声で鳴く。