![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f8/3dfc4e987981bc72eba4fb4f29c8b65b.jpg)
「昼下りの情事」を観た。題名からして、ちょっと下品そうなイメージだが、ラブコメディーだ。大富豪で超プレイボーイのゲーリー・クーパーがチェロを学ぶ子供みたいな女学生オードリー・ヘップバーンに翻弄されて、お終いには、パリの鉄道の駅のプラットホームで走る客車のデッキから、オードリーを列車内に抱き上げてキスをする。
それを素行調査の私立探偵のオードリーの父親と、ゲーリーが恋をささやく時いつもBGMに使っている楽団が「魅惑のワルツ」を奏でながら見送る。あり得そうにない、おとぎ話とちょっとスリリングなところがいい。「麗しのサブリナ」から3年後の1957年、ビリー・ワイルダーの監督の洒落た作品。
古いハリウッド映画とオードリーにはまっていく。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます