小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

春秋 / 「宇宙での戦い、といえば古くからSF作品の定番である」 / 日本経済新聞

2018年09月02日 | オピニオン
写真は対デブリ兵器、ISSにレーザー装置を搭載する理研の計画がまるでSF から
 
 
  なんだかな?文明の発達は後退と裏表なのかね?ちょっと待てよ、小野寺防衛大臣さん!マティス国防長官「問題点を明確にしないまま創設を急ぐことに反対」と言ったとか。何か日本の政治がトランプさんに何でも過剰反応し過ぎているんじゃーないのかい!

 でも人工衛星の潰し合いなんかが始まった日には、第三次世界大戦もはじまりそうだね。国際宇宙ステーションISSなんてアメリカ、ロシア、日本、カナダ、欧州宇宙機関が協力し合っているのにあのように平和的には進まないのはどうしてなのかな?

 ネットには「トランプを止められる唯一人の男、マティス国防長官が危ない?」なんて文字もネットにも踊っているようだし、♪~何から何まで 真っ暗闇よ すじの通らぬ ことばかり右を向いても ばかと阿呆のからみあい どこに男の夢がある~♪」鶴田浩二さんはいい歌を唄っていたね~(泣)


  
 


春秋 「宇宙での戦い、といえば古くからSF作品の定番である」

日本経済新聞 2018/9/2付

 宇宙での戦い、といえば古くからSF作品の定番である。タコ型の宇宙人が攻めてきたり、どこかの星の王女様と冒険の旅に出たり。楽しいけれど、どちらかといえば子ども向け。そんなイメージをかえたのが、1977年公開の米国映画「スター・ウォーズ」だった。

▼巨額の資金をかけ、壮大なスケールで描き出される宇宙物語は、多くの大人たちをとりこにした。そして現在もなお、続編がつくられている――などと思っていたら、どうやら宇宙での戦いは「遥(はる)かかなたの銀河系」ではなく、いつのまにか私たちの頭上の脅威になっていたようだ。今年の防衛白書が、そう警告している。

▼主要国が宇宙空間で軍事的に優位に立とうとしのぎを削っていて、相手の衛星を攻撃するキラー衛星などが開発されているらしい。米国は宇宙軍までつくるという。過去の名作と違うのは、異星人が出てこないことだ。現実の宇宙物語の主役は米中にロシアなど、おなじみのメンバー。もちろん夢やロマンはかけらもない。

▼街の喧騒(けんそう)から離れ、旅先や帰省先で見上げる夜の空。満天の星に息をのんだ思い出は誰にもあるのではないだろうか。夢と冒険にあふれたそんな美しい世界に、大国の利害むき出しの争いは似合わない。どうかすべての国がその愚かさに気がつき、宇宙でいざこざを起こしませんように。星に願いが届けばいいのだけれど。
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2 コメント

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Unknown (イジー)
2018-09-03 13:51:00
宇宙での戦争、、、起こりえる事でもありますよね

宇宙までに手を出すのは やめて

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イジーさんへ (小父さん)
2018-09-03 20:08:40
>宇宙での戦争、、、起こりえる事でもありますよね

深くは知りませんがGPSを動かす衛星なんかを打ち落としたりしたら、地球上だったら、停電みたいなもので軍事情報まで麻痺してしまいますね!

>宇宙までに手を出すのは やめて

主な国はアメリカ、中国、ロシアらしいですね。
はじまったら際限なくエスカレートしそうです。

先日のテレビ解説では、月の裏側の情報量では中国が圧倒的に優位なんだとか!
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