

内容紹介
その事故は事件だった!直木賞候補の話題作
トレーラーの走行中に外れたタイヤは凶器と化し、通りがかりの母子を襲った。原因は「整備不良」なのか、それとも……。圧倒的エンターテインメント巨編!
内容(「BOOK」データベースより)
(上)走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行者の母子を直撃した。ホープ自動車が出した「運送会社の整備不良」の結論に納得できない運送会社社長の赤松徳郎。真相を追及する赤松の前を塞ぐ大企業の論理。家族も周囲から孤立し、会社の経営も危機的状況下、絶望しかけた赤松に記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。
(下)事故原因の核心に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール隠しの疑いを抱いた赤松。だが、決定的な証拠はない―。激しさを増すホープグループの妨害。赤松は真実を証明できるのか。社員、そして家族を守るために巨大企業相手に闘う男の姿を描いた、感動の傑作エンターテインメント小説。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
池井戸 潤
1963年、岐阜県生まれ。慶應義塾大学文学部・法学部法律学科卒。1988年、三菱銀行(当時)に入行。1995年、同行を退職。コンサルタント業の他、ビジネス書の執筆を手がける。1998年、『果つる底なき』(講談社文庫)で第44回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
クリックなか見検索はこちら amazon.co.jp から

9月に池井戸 潤氏の『下町ロケット』という痛快な直木賞受賞作品と出合ったが、この下敷きにこのような作品もあったのかと引っ張られた。解説には大沢在昌氏が「実際はすべて作者の生み出したフィクションだと知って驚かされた」と書かれているのでほっとする部分もあるのだが、普通に読みすすめると三菱自動車のタイヤ脱落事故と運送会社の闘いに三菱銀行、三菱重工業、三菱商事が絡んでくるお話に聞こえる。おいおいこの小説そのものが内部告発じゃないかい?と思えるようなヒヤヒヤ感だ。
大企業とそのグループ企業の金城鉄壁とも思える建前の世界が垣間見れたような錯覚も覚えて興味深く思った。しかし、「運送会社社長の赤松徳郎」の人となりはいい。浪花節にも出てきそうな柔道もやっていた親父が何度も何度も打ちのめされる。息子の小学校のPTAの会長まで押しつけられているのが、女王蜂と呼ばれるモンスターペアレンツからも酷い仕打ちを受ける。
ん?これはテレビ化もされてYouTubeにも分割して入っているのかな?明日にでも調べてみよう。下のYou Tubeでは社長の赤松徳郎役を仲村トオルが演じていた。ちょっとカッコよすぎないかい?(笑)
面白いかも!
車だけじゃなくリコールが相次いでますよね。
うちもFORDがリコールされた車を持ってました。
北朝鮮のニュース、見ました!
失敗を認めた・・・とありましたが、あの危険な国はこの先どうなるんでしょう。
諸他国も危険だと認めてる国なのに、手出ししない、出来ないんですもんね。
たぶん売れっ子のトップを走っているのではないですか!
検索したら『下町ロケット』ももうWOWOWでの放映が終わりDVDのレンタルも開始していました。
http://www.wowow.co.jp/dramaw/rocket/index.html
これ観たいなぁ~!
こうやって車の話を読んでいるとトヨタの北米でのリコールキャンペーンのニュースのことも思い出します。
何だか自分の車も心配になってきますね(笑)
私はまだリコールでディラーに車を持ち込んだことないのですが、
息子にホンダのリコール情報を伝えても「いいわ~」くらいの返事しか戻ってきませんでした。
北朝鮮、今度は核実験をやるんじゃないかと心配されています。
それにしても北朝鮮のロケット打ち上げ探知の為の全国瞬時警報システム(Jアラート)の政府発表は、発射45分後、米韓に後れだとまたまたぶざまな対応を見せてくれました。