小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

映画『荒野の七人』(The Magnificent Seven 1960年 米)/ BSプレミアムシネマ

2020年07月25日 | 映画
magnificentの意味・・・〈考え・行いが〉気高い,崇高な、(昔の偉人をたたえる称号として)偉大なる
 
 

ストーリー(抜粋)
国境を越えたメキシコの寒村イズトラカンは、毎年刈り入れの時期にカルベラ率いる盗賊に作物を奪われ苦しんでいた。ミゲルは長老に相談し、盗賊と戦う銃を買うために金を出し合って、国境を越えてテキサスに向かった。

メキシコに近いテキサスの辺境の町では、行き倒れた先住民の死体を誰も葬らないので、見かねた行商人たちが葬式をしてやろうとしていたところだった。しかし町では先住民の埋葬が禁じられており、周囲は敵意むき出しの荒くれ者ばかりで、誰も霊柩車の御者を引き受けない。

だが1人のガンマン・クリス(ユル・ブリンナー)が御者として名乗り出て、それを見たもう1人のガンマン・ヴィン(スティーブ・マックイーン)が助っ人を買って出た。クリスとヴィンは、通りの窓や屋根からの狙撃者にすばやい銃さばきで弾を撃ちこみながら霊柩車で街を進み、墓地まで死体を運ぶ。そこで数名の住人たちに銃を突きつけられるも、2人はこれを難なく退けて先住民を埋葬し、町は歓声に包まれる。

ミゲルたちは、緊迫した状況なのに冷静に対処する2人の男を見て、その勇気にかけて「銃の買い方と撃ち方を教えてくれ」と懇願する。クリスは「銃を買うよりガンマンを雇った方が良い」と言って助っ人を引き受け、彼の人柄に惹かれたヴィンも協力を申し出る。だが1人2人のガンマンでは勝ち目がない。せめて7人のガンマンが必要だった。

村の全財産を持ってきたと言っても、1人わずか20ドルしか報酬はない。2人は町を探し回り、儲け話に目がない旧友ハリー、 歴戦の強者である怪力のベルナルド(チャールズ・ブロンソン)、
投げナイフの名人ブリット(ジェームズ・コバーン)、凄腕の賞金稼ぎだが今は追われる身のリー(ロバート・ヴォーン)、勝手についてきたガンマン志望の若者チコを仲間に加える。20ドルの報酬で雇われた7人の凄腕ガンマン達は、村人たちとの交流を経て、カルベラ一味を迎え撃つ。予想外の戦力に対してカルベラたちは混乱し、村を襲うも7人のガンマンによって撃退される。一時は勝利したことで村人達が安堵し、楽観した雰囲気が広がる中、しかし数度の小競り合いで引き上げるかに見えたカルベラ達が、是が非でも村から食料を奪わねばならないほど追い詰められている事が明らかになる。皆殺しを恐れた村長ヒラリオはカルベラへ降伏しての談合を決意し、ガンマンたちを裏切ってカルベラ一味を村に引き入れてしまう。~Wikipedia
  
 いやはや、 黒澤明監督の『七人の侍』(1954年)の西部開拓時代のメキシコに移して描いたリメイク版だとは昔から聞かされていたが、小父さんにはリンクを貼った上の4人プラス1人は皆主役級の大スター、カッコいいの何のって魅せてくれましたね~。いや、娯楽映画ってこんな作品を言うのでしょう。夜中に見始めたらもう止められなかった!(笑)

 ちょっと残念だったのがテレビの『0011ナポレオン・ソロ』の主役ロバート・ヴォーンが、場違いみたいにお洒落して腰ぬけ役だったこと!下のテーマソングだけは何十回も聴いたことのあるものだったのであれっ?と思ったね。


 「荒野の七人 The Magnificent Seven」エルマー・バーンスタイン、Elmer Bernstein
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6 コメント

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お早うございます (延岡の山歩人K)
2020-07-26 08:51:39
有名な映画ですね
自分も 昔はっ西部劇 ファンでしたが
実際に映画は観た記憶は残っていません。




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何度も見ました (KUMI)
2020-07-26 15:02:47
西部劇ばかり見ていたのが青春時代です。
ビデオが出始めると、今度はビデオ借りては夫婦で又見ていましたねえ。
これと、OK牧場が夫は好きでした。
西部劇に刺激されて、若い時から最期までジーンズしか履きませんでした。
無論、勤めにはスーツでしたが(笑)
私は何と言っても「シェーン」が一番好きで、何回見たやら。
西部劇映画音楽のLPもありましたねえ。

夜中にご覧になるという、なんと自由な暮らしですね。
その元気も、一人で見る元気も湧きません。
でも見たら、元気が出るかもしれませんね。
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延岡の山歩人Kさんへ (小父さん)
2020-07-26 15:35:48
>有名な映画ですね

私もタイトルだけは知り尽くしていたのですが、観てみると全くの初めてでした。
それと、あれっと思ったのがBGMです。
こちらはタイトルも知らずに何回も聞かされていましたね。
たぶんラジオからだと思います。

>自分も 昔は西部劇 ファンでしたが

私はテレビでララミー牧場、拳銃無宿(スティーブ・マックイーン)、ローハイドくらいでしたが、
退職してからはBSプレミアムシネマでよく放送するジョン・ウェインの映画ですね。

私は好き、嫌いというより有名なタイトルとビッグスターのものを観ておきたいという興味でしょうか。

添付しているYouTubeにスティーブ・マックイーンが馬に飛び乗る場面なんて、映画「大脱走」のバイクでフェンスを飛び越えるシーンを思い出しました。

4人の大スターは撮影前に練習も重ねているんでしょうが、みんな軽やかにアクション演技をこなしていましたね。
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KUMIさんへ (小父さん)
2020-07-26 15:53:15
>西部劇ばかり見ていたのが青春時代です。

へーっ!!!大先輩なんですね。

>これと、OK牧場が夫は好きでした。

そうでしたか。
私はなんでも齧りだけなので下手なことは書けませんね。

>西部劇に刺激されて、若い時から最期までジーンズしか履きませんでした。

あらあら、平尾昌晃、ミッキー・カーチス、山下敬二郎のロッカビリー世代でしょうか、その後くらいですか?(笑)

現在も、時代の先端に生きておられることと繋がるようです。
私のジーンは中学時代しか似合いませんね。
今も一本あるはずですが、不格好なので履きません(笑)

>私は何と言っても「シェーン」が一番好きで、何回見たやら。

ラストシーンが感動的だったのは覚えていますが2回くらいしか観ていないような・・・。

>夜中にご覧になるという、なんと自由な暮らしですね。

この日はどうしたことか、朝一万歩歩いて、夜ブログをアップした後、2時間の政治番組、テレビドラマ、そしてこの映画を観てハイテンションだったかと思うと、翌日はテレビのどれもが目にも頭にも入りませんでした。
年です!(笑)
深夜の映画は一番盛り上がります。
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七人の侍 (FUSA)
2020-07-27 07:11:30
昔、初めて観た時、黒澤明の「七人の侍」も西部劇にするとこうなってしまうのか~…と思ったものです(^_^.)
当時の大スター、ユル・ブリンナーが、TV映画などでそこそこ人気のある俳優たちを従えて、気持ちよさそうにジョン・ウェイン気分を味わっていたような印象があります。
ドイツ人のホルスト・ブッフホルツの役柄が、三船敏郎と木村功の役を混ぜたような役柄で、今ひとつスッキリしなかったような・・・
エルマー・バーンスタインの音楽はいいですね~
「コマンチェロ」とまぎらわしい点はあるんですけどね。(^_^.)
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FUSAさんへ (小父さん)
2020-07-27 23:48:00
>TV映画などでそこそこ人気のある俳優たちを従えて、

そういうことですか。
私も上に1960年に上の7人がどれほどのスターか知らないけど・・・と書こうと思いつつ省略していました。

チコがホルスト・ブッフホルツでしたか。
「ドイツのジェームス・ディーン」とも呼ばれたとか。

>三船敏郎と木村功の役を混ぜたような役柄で

あれ「七人の侍」DVDを持っていなかったかな?
映画全体を見直してみたいです。

コマンチェロ、聴いてみました。
確かに似ていますね。
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