内容紹介
兵庫がもっと面白くなる知的ガイドブック
「日本の縮図」ともいわれる、近畿最大の県・兵庫県。
「そもそも「兵庫」という県名はどこからついたのか?」
「プロ野球・阪神タイガースの本拠地・甲子園球場は意外によく間違われるが…、大阪ではなく、兵庫にある!」
「その応援歌『♪六甲おろし』は、なんと!甲子園球場には吹かない?」
「マンガの神様・手塚治虫氏は兵庫県・宝塚市出身で、宝塚歌劇団の大ファンだった?」
「氏が遺したマンガにも、宝塚歌劇団が描かれている!」
「突然現れて、いつの間にか消える?「幻の街道」がある?!」
「コーヒーも喫茶店もゴルフ場も、あの名菓?も…実は神戸生まれだった!」
「「トアロード」の<トア>の由来とは?」
「新装なった白鷺城こと姫路城のこんなヒミツ…」
などなど、地元の人間しか知らない、地元の人さえ知らない兵庫の地理・地名・地図に隠された意外な歴史やエピソード、とっておきの情報を面白く紹介。ガイド本だけでは、わからない内容がワンサカ。読んだら、思わず、兵庫に行ってみたくなる本!
目次
■第1章 地形から見えてくる兵庫の全体像
■第2章 甲子園から姫路城まで名所・名物の不思議
■第3章 地名でひもとく兵庫の歴史
■第4章 謎が謎を呼ぶ阪神間の交通網
■第5章 知れば知るほど面白い神戸はじめて物語
久々に実に面白い本に出合った。小父さんは九州育ち、関西にやって来た時、言葉も分からねばいろんな土地の習慣も分からない。そんな時、例えば「お水取り」とは何だろう?と本屋に行ってその知識を得ると周りの関西人より詳しくなって優越感を感じたものだ。そんな意識もいつの間にかなくなっていたが、この本には知りたかったこと、疑問に思っていたことがぎっしり詰まっている。
最近映画も公開された、妹尾河童氏の自伝的小説『少年H』に出会った時も古き神戸に出会えた気がして嬉しくなったが、あの何十倍もの事柄がコラム形式でどんどん出てくる。このブログにもアップした玉岡かおるさんの『銀のみち一条』の舞台・生野銀山も出て来て嬉しかった。そうそう、小父さんが今力を入れているコミュニティーセンター主催の「ぶらり歩こう会」の参考書にもなる。兵庫に住む方、関連する方には必読の書ですぞ!(笑)。ご本人は全く私にも宣伝されなかったが、この本のを監修された先崎仁さんのことは、個人的にはよく存じ上げています。先崎さんは関東のご出身なんです!(笑)
知りたいという好奇心をくすぐりますね~。
えっ?六甲おろしは甲子園球場には吹かないんですか??
先日本屋さんの店先で岐阜県版を見つけ、今度図書館で探してみようと思ったところでした。
そこで、小父さんのブログでそれを思い出して
検索してみたら、ありました!!
全県のものが出ているのかな?
兵庫県は歴史の舞台となっている場所が多いから、特に面白そうです。
兵庫県版も図書館にあるのか調べてみようっと♪
面白そう^^
大阪版もあるのかな?
大阪だったら、どんな内容かしら^^A
興味津々です(笑)
でも本になるくらいぎっしり詰まった兵庫なんですね。
私のふるさとじゃなさそうですもん。
幻の街道ってのがすごーく気になります。
>どれを読んでも答えが知りたくなるようなものばかりで
いやー、もっともっとありますよ!
「神話に託されたオノコロ島の謎。日本列島の起源は淡路島にあり!?」
ハイキングに突如現れ、いつの間にか消える「幻の街道」徳川道」
「浅野内匠頭が吉良に斬りつけたのは「赤穂の塩」が原因!?」
ヤブ医者と養父市の深い関係。語源は名医をさす「養父」
「神戸港の前を走る国道174号が「日本一短い国道」になったわけ」などなど。
>えっ?六甲おろしは甲子園球場には吹かないんですか??
はっはっは、甲子園には浜風しか吹かないようです。六甲山とは随分離れていますね。
県別にいろんな方が書かれていますね。
兵庫県は広いですから、いろんな性格を持っているようです。
神戸を知る上でも面白いですよ。
機会があったら是非手にしてください!
この本を出された先崎仁さんは共著で「大阪の大疑問 」という本も出されていますよ。
↓
http://goo.gl/8JiW9s
私も読みたいです!
もう私が生まれ育った福岡県よりこちらの方が長いので疑問に思っていたことが、面白可笑しく書かれています。
>でも本になるくらいぎっしり詰まった兵庫なんですね。
やはり都が京都にあったからでしょうね。
あと、中国やヨーロッパの文化がたくさん入ってきたからも関係していると思います。
そうそう、私が何十年か前に感じたのは日本中「リトル東京」を作っていると考えたわけです。
関西全体かもしれませんが、ことに神戸は頑として東京の真似をしない街づくりなんじゃーないかと思ったわけです。
>私のふるさとじゃなさそうですもん。
そうなんですか。
>幻の街道ってのがすごーく気になります。
上に書いた「ハイキングに突如現れ、いつの間にか消える「幻の街道」徳川道」
これですね。
六甲山に登る道に徳川道という名の獣道みたいなのがあるんですよ。
神戸にはその頃外国人居留地という地区があって、街を侍が横切ると衝突したことが数回あったようです。
それで街を通らずに並行して走っている六甲山系をバイパスにして衝突を避けようとお金をかけて山道を作ったんだったか、作りかけたのか?(笑)
ちょうど、その頃に明治維新で徳川幕府が倒れてその山道が頓挫したんでしたっけ?(笑)
我々はその徳川道を歩きますが、今では六甲山を縦横無尽に走っている車道とつながっています。
よく歩きながらこんな岩だらけの沢を草鞋で歩いていたのかな?と考えていました。
たぶんある程度使われてすぐ廃道になったんでしょうね。
いや、街や鉄道ばかりでなく、こんな登山道のことまで書いてあることで驚きました。
どうも「徳川道」という名はずっと後のハイカーがその名を付けたようです。
ここでも私の知りたかったことがちゃんと載っていたわけです。
登山道にある古い立札だけではアウトラインしか分かりません(笑)
面白そうな本ですね。
見出しを観ているだけで、興味がそそられます。
調べてみたら奈良県版も出ていますね。
こちらは奈良まほろばソムリエの会が書いていました。
こんな会があったこともしりませんでした。
奈良にすんで30年ほどになりますが、知らないことだらけ・・・
歴史ある街なので、いろいろと面白そうなのが載っていそう。
是非奈良県版、読んでみようと思います。
たぶん、その土地に生まれ育った人より、
その町周辺への歴史には興味がわくと思います。
生まれ育った人は肌でいろんなこと知っていますが、
よそ者は「何で?」「どうして?」という
疑問が起こりますね。
六甲山に登っていたら 徳川道というけもの道みたいなところがあります。
また、三宮から大阪に向かって、阪神春日野道駅というぷらっとホームが狭く
上り電車や下り電車の特急が通過しても怖い駅があります。
そんな神戸市民もあまり知らないような道や駅のエピソードもちゃんとあるんですね
嬉しくなりました。
奈良だったら歴史だらけでしょうね!
日本のエジプトですよね(笑)