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(朝日新聞がビートルズ世代に贈る、こだわりエンターテインメントサイト抜粋)
――高嶋さんは、バイオリンを真摯(しんし)というか、どこか神聖なものとしてとらえている気がします
そう。私はクラシックの垣根を取り払った代表みたいに言われますが、実はバイオリンやクラシックに対しては誰よりも高い敷居を持っていると思います。私にとっては崇高な、特別な存在です。気も抜けないし、手も息も抜けない。常に緊迫感があります。
――そこまで魅了されるのは
常に深い感動を与えてくれた音楽がクラシックであり、バイオリンだったから。もちろん、クラシックを聴く人が偉いという気持ちは全然ないです。実際、うちの主人はヘビメタが大好きで、ヘビメタのライブから帰ってくるともう魂抜かれたようになっているし。好きな音楽は人それぞれでいいと思います。
――ご主人とは、好きな音楽といい時間の使い方といい、対照的です
主人はよく昼寝をするんです。私の実家では昼寝なんてしようものなら「お前は病気か」と怒鳴られたりしたので、結婚前までは昼寝をする人の存在自体を認められなかった。でも、主人はすごくいい人で、私よりもずっと人に好かれているし、仕事もちゃんとしている。主人のおかげで、価値観の違う人間がいるんだということを認められるようにはなりました。私の方が人生を無駄にしているのかもしれないし。
――来年2月、いよいよご出産。どんな母親に
厳しいと思います。「12人のヴァイオリニスト」で人を育てる難しさを痛感しているところなので本当にどう育てていくか、課題ですね。ただ、わがままな子供には育てません。私のじゃまもさせない。大人に生かさせてもらっているのだという意識をちゃんと持って、人として常識のある子にしたいと思っています。
――バイオリンは
させたくないですね。一生懸命やってもダメだった時に取り返しがつかなくなるから。それだけリスクが大きいんです、バイオリンは。
――こだわりがある、という生き方をしていると思う人を挙げてください
最近だと高田純次さんかな。これまではずっといい加減なオヤジだなあ、あんなふうにいい加減に生きていけたらいいなあと思ったりしていたのですが、今年出された著書「適当論」(ソフトバンククリエイティブ)を読ませていただいたら、意外にご自身の哲学があって、生き方にもこだわりをお持ちで。あなどれないオヤジだなあと改めて思いました。
――人生に影響を与えた本は?
藤原正彦さんの本。もう大ファン。今の私の一番ブームです。「国家の品格」など数多くの著書を読ませていただき、日本を変えるのはこの人しかいないと思いましたね。実は、20代前半の留学中、アメリカのスケールの大きさに精神的にまいっていた時があったんです。その際、藤原先生の「若き数学者のアメリカ」を読んで日本のすばらしさに気づかされ、救われたことがありました。
「テレビでは、12人のヴァイオリニストメンバーもしゃべくりができないと、ダメ!なんて言っているけど、音楽レベルには厳しいんだ。亭主のヘビメタやアホなギャグで売っている高田純次に数学者・藤原正彦と多面に神経を使えることは、懐がひろいのだろう。高嶋女史の話しは、おもしろいのでついつい聞いてしまうが、時たま下町の下品な男言葉がでるが、イメージが悪いのであれは止めてほしいな。」
――高嶋さんは、バイオリンを真摯(しんし)というか、どこか神聖なものとしてとらえている気がします
そう。私はクラシックの垣根を取り払った代表みたいに言われますが、実はバイオリンやクラシックに対しては誰よりも高い敷居を持っていると思います。私にとっては崇高な、特別な存在です。気も抜けないし、手も息も抜けない。常に緊迫感があります。
――そこまで魅了されるのは
常に深い感動を与えてくれた音楽がクラシックであり、バイオリンだったから。もちろん、クラシックを聴く人が偉いという気持ちは全然ないです。実際、うちの主人はヘビメタが大好きで、ヘビメタのライブから帰ってくるともう魂抜かれたようになっているし。好きな音楽は人それぞれでいいと思います。
――ご主人とは、好きな音楽といい時間の使い方といい、対照的です
主人はよく昼寝をするんです。私の実家では昼寝なんてしようものなら「お前は病気か」と怒鳴られたりしたので、結婚前までは昼寝をする人の存在自体を認められなかった。でも、主人はすごくいい人で、私よりもずっと人に好かれているし、仕事もちゃんとしている。主人のおかげで、価値観の違う人間がいるんだということを認められるようにはなりました。私の方が人生を無駄にしているのかもしれないし。
――来年2月、いよいよご出産。どんな母親に
厳しいと思います。「12人のヴァイオリニスト」で人を育てる難しさを痛感しているところなので本当にどう育てていくか、課題ですね。ただ、わがままな子供には育てません。私のじゃまもさせない。大人に生かさせてもらっているのだという意識をちゃんと持って、人として常識のある子にしたいと思っています。
――バイオリンは
させたくないですね。一生懸命やってもダメだった時に取り返しがつかなくなるから。それだけリスクが大きいんです、バイオリンは。
――こだわりがある、という生き方をしていると思う人を挙げてください
最近だと高田純次さんかな。これまではずっといい加減なオヤジだなあ、あんなふうにいい加減に生きていけたらいいなあと思ったりしていたのですが、今年出された著書「適当論」(ソフトバンククリエイティブ)を読ませていただいたら、意外にご自身の哲学があって、生き方にもこだわりをお持ちで。あなどれないオヤジだなあと改めて思いました。
――人生に影響を与えた本は?
藤原正彦さんの本。もう大ファン。今の私の一番ブームです。「国家の品格」など数多くの著書を読ませていただき、日本を変えるのはこの人しかいないと思いましたね。実は、20代前半の留学中、アメリカのスケールの大きさに精神的にまいっていた時があったんです。その際、藤原先生の「若き数学者のアメリカ」を読んで日本のすばらしさに気づかされ、救われたことがありました。
「テレビでは、12人のヴァイオリニストメンバーもしゃべくりができないと、ダメ!なんて言っているけど、音楽レベルには厳しいんだ。亭主のヘビメタやアホなギャグで売っている高田純次に数学者・藤原正彦と多面に神経を使えることは、懐がひろいのだろう。高嶋女史の話しは、おもしろいのでついつい聞いてしまうが、時たま下町の下品な男言葉がでるが、イメージが悪いのであれは止めてほしいな。」
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