TBSテレビの「プレバト」俳句コーナーが好きでよく見る。芸能人の凡人俳句を名作に変える俳人夏井いつきさんの添削が素晴らしい。
最初の頃は、レベルが低くて大変だったようだが、今はちゃんと作品と呼べるものが生まれ手応えがあるようだ。芸能人がこつこつと季語や型を覚え、言われたことを忘れないでいい俳句が出来てきている。
梅沢冨美男さんの毒舌と、夏井いつきさんのやりとりもおもしろい。梅沢さんが名人と言われるだけあって、いい俳句を作っている。
俳句は奥が深い。私なんぞは俳句の勉強もせずに、季語のない俳句をのうのうと詠んでいるが、夏井先生の容赦ないダメ出しと、鮮やかな添削を受けられたら上手くなると思う。
夏井先生曰く、俳句は観察と想像。じーっと観察して面白いものを見つけられるタイプか、想像して人が考えないことを思い付くタイプか。どちらか1個あれば十分とのこと。
即席俳句をいくつか詠んでみた。
悴(かじか)みて手先の感を探り当て
雪雲に心閉ざして暖をとる
実千両玄関先で色鮮やか
寒菊や家人の送迎語りかけ
刃を裏に力づくでの鏡割
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