ハチの家文学館

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彼岸の入り

2017年03月17日 18時52分59秒 | 慈しみと悲しみと

毎年恒例の彼岸の墓参り。東名高速をひとっ走りして、自宅から2時間弱で御殿場の富士霊園に到着。

この富士霊園は、静岡県駿東郡小山町に昭和40年に創設され、総面積は64万坪、総区画数は約7万区画、宗教、宗派を問わない季節の花が楽しめる大規模公園墓地である。

昭和47年27歳のときに、亡き先妻のお墓をここに購入してから45年にもなる。墓参回数は優に150回を超えているだろう。

購入当時、墓石付きで1区画15万円であったが、富士霊園の経営母体が、勤務先の銀行と同じ三菱系ということもあって1割引きにしてくれた。当時は自宅を購入して半年しか経っていないこともあり、入院費や葬儀費用なども重なっていた時期に、格安で買えたことは有り難かった。

季節の花を植え替えてくれる花壇料は年間11千円、管理料は年間9千円と格安で、そのほかの費用負担は全くなし。どこかのお寺の檀家にでもなっていたら、もっと大きな支出を覚悟しなければならなかっただろう。

ついついお金の話になってしまったが、わが身の骨を埋める終活の場所でもあり、富士山が噴火しない限り、尊い場所として残ってほしいと思う。

いつもは帰りに忍野八海に立ち寄るが、今回は御殿場温泉会館で富士山を眺めながら昼食と温泉入浴を楽しみ、乙女峠を越えて箱根から西湘バイパス周りで帰宅した。

バイパスに入る前に鈴廣本店の蒲鉾を手土産にと立ち寄ったが、平日というのに貸切バスの団体観光客でごった返していた。鈴廣の蒲鉾はとても美味しく、今夜の酒の肴にちょうどよかった。



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