朝日記230801 真殿 宏さんの今月の本段-180
ホックニーの森から 康全
徒然こと1 真殿さんの<今月読んだ本>
1)米を洗う(辻中俊樹);幻冬舎
2)ロシアの眼から見た日本(亀山陽司);NHK出版(新書)
3)イングリッシュマン(デイヴィッド・ギルマン);早川書房(文庫)
4)ウクライナ戦争の軍事分析(秦郁彦);新潮社(新書)
5)日本エッセイ小史(酒井順子);講談社
6)「中国」という捏造(ビル・ヘイトン);草思社
ブログ;http://kanazawalibrary.blogspot.jp/
眞殿宏
徒然こと2 真殿さんへの手紙;『慰安婦と戦場の性』のこと
真殿さん
今月の本棚-180をお送りいただきありがとうございました。
http://kanazawalibrary.blogspot.jp/
毎回、たのしみに真殿さんの随想風書評を読ませていただいております。
今回分全部にまだ目を通させていただいていませんが、
4)ウクライナ戦争の軍事分析(秦郁彦);新潮社(新書)で、
この著者「秦郁彦」名前が目にとまりました。
ついでのことでWikipediaで彼の項をみました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%A6%E9%83%81%E5%BD%A6
彼の著『慰安婦と戦場の性』を思い出したからです。
たしか数年前(2018年)に、かれがこの英訳の著を出版しました。そのときのメモを弊ブログ「朝日記」に掲載したのでした。
記念として、題名を記載します;
Asanikki181017-1 "The Japan News article:Ikuhiko Hata“Comfort Women and Sex in the Battle Zone”
朝日記181017 英訳版:秦 郁彦著「戦場地での慰安婦と性」の紹介と今日の絵
例の朝日新聞が国による強制徴用した慰安婦として報道した吉田某氏の一連の記事について、それが作為的誤報であることを判明させ、該紙もそれをみとめたことして知られています。
該紙の作為的な報道を韓国がとりあげて、反日外交政治として世界的に喧伝されたことは、いまなお記憶にあたらしく、なお尾をひいている問題ですね。
私は、秦氏がどのような背景のひとかは知りませんでしたが、しかるべき日本のひとがきちんと世界にむけて発信したことに意義深いものとして大変感動したのでした。
以下 Wikipediaから転載します;
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秦 郁彦(はた いくひこ、1932年(昭和7年)12月12日 - )は、日本の歴史家、元大蔵官僚。自身の専門は日本近現代史、軍事史とする。拓殖大学教授、千葉大学教授、日本大学法学部教授を歴任[1]。学位は、法学博士(東京大学・1974年)。
1999年、『慰安婦と戦場の性』を出版した。英語版は、『Comfort Women and Sex in the Battle Zone』のタイトルで、2018年にHamilton Booksより出版された[29][注釈 4]。
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日本近現代史、軍事史の研究の重鎮のようですね。
いま民間に定着している司馬史観なども勝ち馬にのった軽薄なものであると断じている。
また、いまは評価の高い渡辺昇一の「ドイツ参謀本部」なども、内容の粗さをとがめている。等々。
強面のひとのようですね。個人的には苦手なタイプですが、こういう一徹なひとがまだ日本にいることはよいことであると言っておきます。
ありがとうございました。これからもよろしく。暑さのみぎり、お身体を大切に。
荒井康全
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親愛なる真殿さんからの返事 (Yasumasa Arai)2023-08-02 13:29:08
荒井さん
暑中お見舞い申し上げます。ブログへのコメント、ご紹介、有難うございます。
秦郁彦の作品は何冊か読んでいますが、「慰安婦と戦場の性」は知りませんでした。英
訳で発信、素晴らしいですね。新知識を得ました。
まだまだ暑さが続きます。ご自愛を!
眞殿
夏の花とむらさきの山影 康全
暑中お見舞い申し上げます。ブログへのコメント、ご紹介、有難うございます。
秦郁彦の作品は何冊か読んでいますが、「慰安婦と戦場の性」は知りませんでした。英
訳で発信、素晴らしいですね。新知識を得ました。
まだまだ暑さが続きます。ご自愛を!
眞殿