朝日記200415 「バカは死なねばなおらないか」ときょうの絵
きょうのテーマはすこし刺激的ですね。アメリカ下院についての話です。(この話は、実は風刺です)
私は、2016年のアメリカ大統領選挙で、トランプ氏に注目して以来、個人として彼を応援しています。
必然的に ネットで共和党支持者との交流があります。 友達もできました。
一方、 日本のメディアが民主党支持ですね。そして、トランプ嫌いのCNNからの報道の垂れ流しです。
共和党支持のメディアFox系の報道は、アメリカ国内の政治状況を知るうえで大変参考になっています。
きょうの徒然ことは 星条旗などへの 「忠誠への誓い」を廃止する法案がナンシー・ペロシの下院で通過し、それにサインする彼女の写真があったので、これを話題にしました。もちろん、上院では否決されるでしょう。
しかし、いまの状況を語るものとして 題して「バカは死なねばなおろないか」となります。
徒然こと 「バカは死なねばなおらないか」
星条旗などへの 「忠誠への誓い」をやめる法案が民主党が多数をしめる下院で可決したという。
アメリカは建国以来の合衆国としての一体感が揺れている。
日本人の我々にとって、アメリカ人が国旗に対してきちっと威儀を正す状況や場面は馴染んでいる。それは多分、映画でのある場面で、大リーグでの始球式などであったろうか。
大統領の就任式でも、多分、そうであろう。これは、忠誠の誓いPledge of Allegianceとよばれ、法律で定められていて、当然強制力をもっている。
調べてみると以下のとおりである:
忠誠の誓い(ちゅうせいのちかい、Pledge of Allegiance)とは、アメリカ合衆国への忠誠心の宣誓である。忠誠の誓いはしばしば合衆国の公式行事で暗誦される。アメリカ合衆国議会の会期もまた、忠誠の誓いの暗誦で開始される。
現在の「忠誠の誓い」は以下の通りである。
「 I pledge allegiance to the Flag of the United States of America, and to the Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all.[1]
(私はアメリカ合衆国国旗と、それが象徴する、万民のための自由と正義を備えた、神の下の分割すべからざる一国家である共和国に、忠誠を誓います)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
その忠誠の誓いをアメリカ下院は民主党の提案で廃止案が可決したという。写真はペロシ下院議長の可決署名の報道写真である。
この法案の通過によって、忠誠の誓いは、全米の学校で朗誦することはもまた違法となる。この法令は議会で最終通過すればただちに施行される。この朗誦を怠ったものは連邦から告発され、連邦刑務所に最大10年間と2万ドル以下の罰金が科せられるというものである。
この法案の「顔」はかの’勇名’の下院議長 Nancy Pelosi(民主党)である。どうも彼女もこの法案に不本意らしい。
そのままいまの民主党の左派との不協和音を感じさせます。 彼女はカトリック教徒であるが、カリフォルニアの地元の教会はあきらかに不快であり、ことが落ち着くまで教会への出入りを断ったという。また、イリノイ州での彼女の応援者への集会で、電気代を無料にしてほしい、などできもしない支持者の提案に笑顔で臨んだそのあと、フラストレーションがたまって、控室でうっかりスイッチの入ったマイクのまま、「アメリカ国民は世界でいちばん馬鹿よ」と吐き捨てた。これが、当然に応援者の耳にはいり、彼女の事務局はその後始末に奔走しているとして話題をよんでいる。
fcでは、それをうけて バカにはどのくらいの大きさのトンカチでたたいたら治るかという投稿欄が送られてきた。
https://www.facebook.com/America1stAlways/photos/a.1218245518226337/3103216179729252/?type=3&theater
「あなたは、どんなに大きなトンカで、バカを叩いてもバカには利かない」というものである。
私は、うっかり、「ばかはしななっきゃなおらない」というのが日本のことわざにあると書いたら、数十の反応が返ってきてしまったのであった。
さて、件の宣誓のどこの部分が問題なのであろうか。多分以下であろう;
「唯一の見えざる神のもとに、ひとつの国家」one Nation under God, indivisible,
キリスト教プロテスタンティズムがこの國の建国精神の基盤である。 これが盤石とみていたが、ここが揺れ動いているということになる。 アメリカの国民のオリジナリティ(出身別)の構成が変化してきて、宗教的な共有性が弱くなっているともいえるがここでは、具体的には触れない。
日本の国家「君が代」が、戦後その扱いに70年近く揺れて、近年ようやく法制化したがまだ落ち着いたとはいえない昨今ではあるが、皮肉なことにこんどはアメリカの方が揺れ始めているのである。
「バカは死なねばなおらない」は、ご存知 戦前戦中に一世を風靡した廣澤虎造の浪曲の名せりふです。今回の切り口としましたが、襟をただして、ことは深刻さを伝えております。
同日のニュース(2020/4/15)として
ナンシー・ペロシーは政界から引退を表明したニュースがはいりました。起案した大統領弾劾が
果たせなかったことを無念であることを表明しています。;
Nancy Pelosi Retiring – Won’t Seek Re-Election in 2020
https://bustatroll.org/2019/08/05/nancy-pelosi-retiring-wont-seek-re-election-in-2020/
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