貞子3D。なんでテレビから手が出てくるんだ?なんで呪いの主がテレビの中にいるんだ?エンターテインメントだから、面白ければ別にリアリティがなくてもいいけど、面白いかな?100歩譲って、おばけがテレビネットワークの中に住んでいることに目をつぶったとしよう。そのお化けの呪いの謎を、危険を犯して解いていくところにこの映画の面白さがある。最後は何かをして、この呪いの主の怒りを鎮めることで終わるのであろうがそんなのでいいのかな。観客はそんなことでは満足しないだろう。解決のための工夫が必要だと思う。まだ見ている途中だがラストがプレディクタブルだ。間違っていたら明日謝罪しよう。
アキのレコーディングに、鈴鹿ひろ美、春子、フトマキ、水口が集まり、昔の春子の替え玉レコーディングが明かされる。それぞれが自分の思いを心に浮かべているところにアキの歌が流れる。大団円になりそうだがドラマとしては中途半端だ。アイドルになりたいというアキの思いをもっと前面に出し、いろんな障害を、一途なアキの努力、そして周りの善意や、偶然に支えられて栄光をつかむというストーリーの方がよかった。みんながみんな善人で、最後にわけがわからない内に、詫び、感謝してなんとなくよかったというのでは中途半端だ。