たそがれのスカイツリー

思いつくままに好きなことを書いてみたいと思います。

都議会のヤジについて

2014-06-26 23:41:05 | 一つの見方
セクハラについて考えないといけない時期に来ている。ある行為や言動によって、その対象となった人が嫌だと感じたらセクハラだなんていうことを認めてはいけない。大多数の人がある条件下で行われた行為、言動が人を傷つけていると考えるのであればそれはハラスメントであろう。「結婚しなさい」、「子供を産みなさい」という言葉が普通の人に対して言われたのであればそれはセクハラではない。何らかの原因があって、結婚できない人や子供を産めない人がいて、その人に対して言われたのであればそれはセクハラである。さらにもう一つ、都議会で問題となっているヤジはセクハラの問題ではない。議会において発言者が言っていることを一方的に聞かされているのでは民主主義とはいえない。聞いている人が自由に発言できて初めて民主主義が成立する。それができないのであればヤジを飛ばして反対するのは必要なことである。ところが今回のヤジは何だ。不妊治療の充実を図るための質問に反対できるであろうか?その政策の優先順位を決めるための質問で、これを推進するためには他の政策が捨てろというのであればヤジを飛ばすのは当然のことであるがそうではない。ヤジを飛ばす理由は一つしか思いつかない。きれいな女性にチョッカイを出したかったとしか思えない。ここが問題なのである。