-ALKAN-

しどろもどろでも声は出るなり。

おはようございます。3/19月曜日です。びょ

2018-03-19 08:07:20 | 日記

今日、妻も交えて直接交渉に臨みます。一体いつ、退院なのか。

足の骨は順調とはいえ、まだ体重をかけるわけにはいきません。なんか、グラグラするし、我慢しちゃいけないタイプの痛みが走る。医者も、そんなことは是非するな、と言う。

じゃあまだまだ退院はできないのかと言うと、当初の予定で、入院期間のめどは約二週間という事だったので、3/5に入院してますので、ざっと勘定すると今日がちょうどその二週間目。如何。

まあでも、医者の判断に任せたいと思いますよ。こっちは自分の体だとは言え、素人ですから。しかし願わくば、今月22日の、私の誕生日には、家族とうちでゆっくり過ごしたいものです。

色々考えますね、考えたい事も、考えたくない事も、分け隔てなく。

しかし、膝を壊して以来、引きこもり気味であった私にとって、大部屋入院という、様々な事情を持ってここに集う人々人生模様の、人間交差点に信号待ち出来たことは、まあいい経験になっているような気がしてます。

前のベッドの人は長距離ドライバーのようで、事故でしょうか、足を治療中の様子で、然も糖尿の持病があるらしい。

「ドライバーはさ、昼休みがないのか普通だから、ついコンビニで手掴みで運転しながら食べられるものばかり食べてたから、それが糖尿につながったのかもしれないなぁ……」と、力なく後悔するように話す様子を、これからドライバーを目指す私は、やや緊張感を持って耳をすませて聞いておりました。

 この大部屋入院という状況の特徴的なところは、同部屋の人それぞれの怪我の状態や原因、家族構成や仕事の事などが、話を盗み聞くうちに把握されるものの、基本、カーテンを閉めたまま、寝たままの状態なので、その人相風体が一切想像に任されるところにあります。

 こないだまで隣にいた、やや口調が横柄な、いかにも元管理職、社長、といった雰囲気の老人は足を骨折していて動けず、孫のような看護師達に世話されるうちに、どんどん赤ちゃん返りしていきました。

 そうなると私の中のその老人の人相風体も変わっていくわけです。

 

 現実にはあり得ない不思議な世界、病院。皆さんも一度、お試しあれ。いや、変な事、楽しんじゃいけない、やっぱり健康が一番。

 いつ退院出来るのだろう。しかし今回退院してもまだ半分。左足がまだ手付かずの状態で丸々のこっている。季節は春、若葉はおのれの脆弱も斟酌せず、この夏は光合成しまくってやる! と意気込み、淡緑の可愛い体を太陽と春風に向けて息ばってみせる。夏に向けて様々な息吹が血肉を躍らせるこの季節、私も同じく焦げる思いでこの人生の最長不倒距離の大ジャンプを見せんがため、今は加速度的に滑走台を滑り降りていると思う事にする。

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