-ALKAN-

しどろもどろでも声は出るなり。

春近し!『あーら気持ち悪いと思ってたけど意外とおいしいのね、砂肝ともやしのウィーウィルロックユー炒め』

2020-03-02 05:19:21 | 料理・レシピ

昨日はつい取り乱してしまいました。皆さん、それぞれの御判断で、それぞれにご自愛ください。

 いや、パソコンがね。めちゃくちゃ調子が悪くて、つい恒常的にイライラしているという、きっとそんな理由もあったのかと思います。

 

そこで、今日、新しいパソコンを買ってしまいました。カネもないのに……。

膝が悪くなる前から使っていた、私の意志を全世界につなげてくれたこのパソコンもきっと人間の年齢にしたら百歳前後。もう六年も使ってます。

だからね、もう立ち上がるのに、ヒドイ時は30分も掛かるんです。ずーっとグルグル回ってます。あの、イラっとする青い輪っかや白い点々の輪っかが。人を馬鹿にしたようにグルグル、グルグル……。

お疲れさま。ダイナブック。

 

次は、マウスのパソコンです。でも、新しいパソコンを入れると何かと面倒な作業が付きまといますね。データの入れ替えとか、セキュリティーソフトの登録を変更したり。いろいろ。

まあ、いいです。届いたらおいおいやります。ところで、

 

ん~どうやら春近し! 春と言えば花見、花見と言えば酒。

そして酒好きの人にはたまらない食材といえば何をおいても、そう、砂肝ですね。

我が郷里の関西地方では、ずり、と言います。

 

今日はその ずり ともやしの簡単炒めを紹介します。

 

 『あーら気持ち悪いと思ってたけど意外とおいしいのね、砂肝ともやしのウィーウィルロックユー炒め』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

何でウィーウィルロックユーかと言うと……、

この砂肝を……。

ズンズンチャ、ズンズンチャ、のリズムで切っていくわけです。

切れました。これを砂肝のフレディー状態と言います。

そして焼きます。油は少しでいいです。

ここでテーブルガーリックなど、お好みで。

お、ちょっと当たった。火が強すぎた?

そんな時は迷わず酒投入。そしてこそぎ落とします。

そしてもやし投入。

シリシリします。あんまりシリシリし過ぎると、もやしがしんなりしてしまうのでちょっとだけ。

最後にサーッと、ポン酢。お好みで。入れたら焦がさないように。ササッと盛り付け。

仕上げにごま油をかけて出来上がり。ちょっと、もやしに火が入り過ぎました。反省。

 

結局何?ズンズンチャ、が言いたかっただけ? ズンズンチャ、ありきのレシピ?

その通りです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日も一日、いい事だけが目につきますように。それ以外の事には、気が付きませんように。

しかし世の中嫌な事が多すぎますよね。何とかしなきゃ。

 

 まずは、あなたと私で。

 

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これも復活!元プロが教える。アホが作った方が朗らかで寧ろ美味い、ザッパ雑炊。

2020-02-01 04:30:12 | 料理・レシピ

そうですよ、忘れるところでした。

 わたしは元プロの料理人。しかし……。

 生れ落ちたる逆境の、阿鼻叫喚に耳削がれ、毒水啜って、毒虫喰らい、数多あらゆる戦いに、連戦連敗不戦敗、狭い社会に押しこまれ、空プライドの紋章に、天下無双の料理人、これにあるのを存ぜぬか!頭が高い!道を開けい!控えおろう!と誰も通らぬ裏道を、大手を振って立ち回り、連戦連勝不戦勝。そんな茶番の行く先に、明るい場所などあるはずもなく、暗い場所にてようやっと、駄目見開いて探すとは、弱い奴ほど睨めつけて、強い奴らは見ないフリ。小振りで姑息な小躍りの、大口三昧叩き放題。声は大きく器は小さく、言うはでっかくやるはちっちゃい。そんな自分のやるせない、妥協ばかりのをちこちを、黒革張りに金文字で、全百巻だがまだ足りねぇ!と、どんな料理も出来るにゃ出来るが、こんな白けた安月給、バカバカしくてやるもんか!と、一言貧相なお品書き。サラッと払った北京鍋、バサッと放り込む肉野菜、ド素人だった私にも、あらハッキリとわかるほど、まあ煩雑なお手並みで、やあお粗末な賄を、まま実際の見たところ、力半分で作ってみたが、選ぶ術なし十人並みの、素人仕事のザッパ飯。それでも兄さん卑屈な顔で、割りばし割って放り込み、まあまあだな……、と自嘲気味。ほくそ笑んだる前歯には、まだ生煮えのもやしカス、週末ごとに競馬に興じ、やれ縦目立だの、穴だのと、あぁこの人生に悔いはなし。今この時間をこの場所を、ことさら楽しんでますから、右の左の旦那様、どうか優しきお目こぼし、夏の終わりの死にかけ蝉の、何をか言い残す里の夕暮れ……。

 

そんな世界に嫌気がさして料理の道を、本当は夢もあり、未練もあるけどキッパリと見切りを付け、ただいまはトラックドライバーを生業とするモノでございます。

まったく人生いろいろ、突然悲鳴を上げた両足の膝の骨切り手術して、四つん這いにも容易になれない、まさに永遠に続くのかと思えるほどの有り余る時間と不安に打ち勝とうと始めたのがこのブログ、『ALKAN』でございました。

 

 まあね、足の具合は、ほぼ元通りと言いますか、加齢からくる筋力の衰えを除けば、正座が出来ないのと、片足で立って靴下をはく時若干フラフラするのと、触った時に奇妙な突起がある自分の膝に、ときどき違和感をかんじるぐらいの事ぐらいで、それ以外はまず、手術直後の様な、むずむずと痛痒くて夜も眠れないとか、切ったところがとてもセンシティヴでズボンがすれてもゾワゾワするなんて事もなくなりました。

 

まあ、落ち着いたという事で、今回は、復活!アホが作った方が朗らかで寧ろ美味い!『ザッパ雑炊』をご紹介します。

 

あの、でもこれ、料理未満ですからね。ホント……。

     ーーーーーーーーアホが作った方が朗らかで寧ろ美味い、『ザッパ雑炊』 (調理時間およそ30分)ーーーーーー

材料はこれ。

玉ねぎ(冷蔵庫にあったカレーの残り)・・・・・・半分

人参(冷蔵庫にあったカレーの残り)・・・・・・三分の一

キャベツ(回鍋肉の残り)・・・・・・葉っぱ三枚ぐらい

長ネギ(緑の方が、私は関西人なので好きです)・・・・・・五センチ弱

生姜(使い切る前にしわしわになってしまう可哀想な端っこの部分)・・・・・・二ミリスライス

米(うちにある、息子が幼稚園で貰った、ぐりとぐら風のウサギの絵のマグ)・・・・・・七分目

コンソメの素(別に昆布だしの素でも、うま味調味料でも、中華風ならウェイパーでも)・・・・・・カレーのスプーン半分ぐらい

卵・・・・・一個

塩・・・・・・コンビニで貰うプリンのスプーン二杯ぐらい。

 

では、レッツ、クッキング!

 

まずは材料を適当に小さく。

切ります。

お湯を沸かします。手鍋に半分ぐらいかな、多くてもどうせ蒸発するのであまり気にしない。

沸いたら野菜を、ネギ以外全部入れます。

コンソメの素。これよりもう少し多くてもいいけど、うん、全然足りない!ぐらいでちょうどいいかも。

 

しばらく煮ます。小さめの火でね、コトコト・・・・・・。

 

野菜に火が通ったかどうかは重要ではありません。小さく切ったから

五~六分でいいと思いますよ。頃合いを見て、お米投入!

あ、その前に、冷蔵庫で忘れ去られていたセロリの葉っぱを発見、入れちゃいましょう。

苦手な人は入れないでください。苦手な人の冷蔵庫にあるはずもなく・・・・・・。

あとは軽く混ぜながら、コメが雑炊と化すのを待つ・・・・・・。

待つ・・・・・。

待つ・・・・・。

待つ・・・・・。

だいぶドロッとしてきました。コメの粒が破裂してたら、もう十分。

そこで卵投入!入れたらね、もうあんまり混ぜないで、放っておきましょう。あ、写真はないけど、

このタイミングで、セロリとネギも投入!

最後に仕上げの、塩。塩は急に濃くなるからね、このプリンのスプーンで、そうね、この量なら

二杯半、ぐらい?まあお好みで、足し引き。くれぐれもドバっと入れない事ですね。

 

できた!どんぶりいっぱい!ちょっと胡椒を振りました。シイタケが入ってたら、もっと見た目が良かったね。

野菜からね、特に玉ねぎから、エエ出汁が出るんですわ。あと、後入れの卵。素材は料理の天才や!

 

という事でね。ヒマみてやってみてください。

 

 

 

 

 

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寿司握った!

2020-01-22 05:55:48 | 料理・レシピ

これは自分でも意外なんですが、これまでの生涯で、一度も寿司を握ったことがなかったんです。

飲食業界に籍を置くこと二十二年。調理業に従事する事十一年。

あ、はじめの十一年は喫茶店でハンドドリップコーヒーを出してました。カッコよく言うと、バリスタ? 

それなのに、戯れにも一度も寿司を握ったことがない。

息子ももう十一歳。野球少年でもあり、食いに拍車がかかってきた。何かと外食にはカネがかかる。

ちなみに息子の好物は寿司。

明らかに口が肥えている。一人っ子を良い事に子供の頃からいいモノを食わせ過ぎたかもしれない。

京丹後のお米。鹿児島産の天然のブリやカンパチ。

おいおい、四人兄弟で育った私はそんなモン食った事ねーぞ!とセルフ突っ込みを入れてしまうよ。

おやつはポテチ一袋だったぞ。それを四分割だぞ。一人十五枚ぐらいだぞ!とね。

最後の袋の粉粉を、ザザッと浚えるなんて、三番目次男の私には、夢のまた夢だったんだぞ! とね。

だから、それだったら、刺身買ってきてネタの形にさばいて、酢飯合わせて、やっちゃえばいいんじゃないの?

握っちゃえば? 回転すしより安いんじゃないの?

きっと、息子が思うよりずっと貧乏な我が家のお台所事情。 とうちゃん、うち、一億ある? とか、平気で訊いてくるもんな……。

 そこで新年会も兼ねて、寿司、握ってみました。

シャリがね、どうしてもでかくなる。関西人の癖か。関西の寿司って、江戸前よりデカいんですよ。

頭の中にどうしても、『ど根性ガエル』の梅さんが握る寿司が、基本形としてインプリンティングされている。

でもどうです?

握り方は中空握り。

ずっと前にテレビで紹介されていたのをマネして握ってみました。

握る際、シャリの中に親指でくぼみをつけて、それから軽く握る。そうすることで手に持っても崩れず、口の中でポロっと崩れる。そんな塩梅になるそうです。

 そうなっていたかどうか……。でもまあまあ、美味かったですよ。寿司は細かい事を言わなければ、大概うまいという事が分かりました。

しかし、イクラって高いねぇ、そりゃ回転寿司ではキュウリも乗っけるわけだよ。

しかし、寿司にコーラとは、現代っ子の味覚はわからんね。おや?息子の足が写ってる。私そっくり。

 

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おはようございます。48年ぶりの寒い朝だそうです。

2018-01-25 07:44:20 | 料理・レシピ

おはようございます。極寒の朝は、なんと48年ぶり。

 私は今日も、今も、膝裏の筋トレとストレッチ中ですから、いつもと変わりませんが、明日もこんな寒さだと、きっと道の一部ではまだ凍ってるんだろうなぁ、明日、ハローワークいけるかなぁ、と気を揉んでいます。失業者には失業者の心配事があるのです。

 こんな生活の中において、別に要らんモン、これは須らく贅沢品でして、1.8Lで1000円の安い私の焼酎も、これは贅沢品なのです。因みに車は贅沢品ではないです。私の住むあたりでは車がないと病院に行くにも電車とバスを乗り継がなければならず、不経済だからです。

 コーヒーは勘弁してもらいたい。あれは、ないとメンタルが保てないというか、酒以上に依存しているので。

 携帯がスマホ。これも勘弁してもらいたい。これでも一応PTAの副会長なので、様々な連絡はもはやスマホでないと円滑に受け渡しが出来ません。

 ギター。これは私のマインド。スピリット、私をして私たらしめる最大のファクターなので、文句は受け付けません。クジャクの飾り羽の様なものです。あれがないと、ナニ鳥か分からなくなってしまうでしょう。私とて同じ。 

 斯様に、私は極限まで、切り詰めたストイックな生活をしているつもりだったのですが、妻と買ってきたこれだけは、何とも贅沢な気がしてしまいます。これがあると、いろんなものが上手くなるし、心が豊かになる気がします。近所の業務用スーパーで、200円ぐらいで売ってました。 

 貧相な食卓も、グッとお洒落な食卓になる、そんな気がします。

 

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忘年会。

2017-12-28 20:30:20 | 料理・レシピ

我が家の忘年会はここで行われました。『はま寿司』。

 今年一番の寒さと言われた今日、鍋ではなく、寿司。その辺が一筋縄ではいかない。我が家の忘年会。

 妻と私は、何もないただのつがいの男女なんですが、一つだけ、昔から自覚しているすごいところがあり、それは今日も発揮されたわけです。店に着いた時はまだガラガラで、「あぁ、寿司で忘年会なんて、やっぱり珍しいんだな」と思ったぐらい。席にもすんなり座れたんですが、ほどなく満席。これです。私と妻の凄いところ。店に入るタイミングの良さ。これはだれにも負けません。

 正直なとこ、私としては、もつ鍋でも突っつきながら、今年一年のいいとこ、悪いとこを話す家族を、物知り面で熱燗か何かをすすりながら、聞いているような聞いていないような赤ら顔で、ふんふん、など言いながらモツとニラをバランスよく鍋にくべる。そんなイメージだったんですが。

 寿司は息子のたっての希望でして。息子はとにかく寿司が好き。本当はもっと、白木のカウンターで、値段表などない、大将のお任せで、なんつって、一巻ずつ出てくる寿司を味あわせてやりたいのですが、そうはいかない理由もありまして……。『はま寿司』。

 結局忘年会とは言いながら、今年はどうだった?  なんて話は一言も出ませんでした。そりゃそうでしょう。一家の主が膝を壊して失業した年に、何があった?なんて話をするのは気が進むはずもない。息子が誰よりも気を使って見えたのがちょっぴり切なかった。

 結局、少し食い過ぎた息子は、しばらくトイレから出て来ませんでした。食あたりではありませんよ。食い過ぎです。わざと、勢いよく食べて見せたのでしょう。10皿食いました。私は14皿、妻も7皿。大食い家族。でも私は、本気出せばこの倍はイケる! まだまだ、イケます。

 ビールも中瓶を二本もいただき上機嫌。いいね。忘年会。

 さ、明日は旧友家族と、年末遊びの予定。家族ぐるみの付き合いももう、十何年になります。以前は二家族で、ベビーカーを肩にぶら下げて、赤ん坊を抱っこしながら大晦日のアメ横に突入して、おせちの材料や、酒や蕎麦を買ったりしたものです。お互い子供も大きくなり、今はさすがにその勢いはありませんね。

今日はこれで、風呂に入って寝る事にします。おやすみなさい。寒くなってきました。皆様も体に気を付けてくださいね。

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