-ALKAN-

しどろもどろでも声は出るなり。

マカロニグラタン

2017-11-30 21:51:37 | 料理・レシピ

 私、一応、11年も料理の世界にいましたからね。これぐらいは、出来ないと。

 まず鶏肉をカタクリでもむ。

 これはペンネとニョッキではないです。じゃがいも。

 ホワイトソース  

 鶏肉とブロッコリーキノコいろいろ。ざっと炒める。そしてホワイトソースを投入、オーブンへ。

 しばし待つ・・・・・・。

 オーブンで焼き出来上がり。



あては焼酎。


以上。おやすみなさい。明日は早いです。

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『沈黙』を見て以来

2017-11-30 16:46:55 | 日記
 今年の三月ぐらいかな、映画『沈黙』を観ました。

 遠藤周作の作品を全部読んだわけではありませんが、読んだ中では一番印象に残っている、一番好きな作品が、なんとマーチンスコセッシ監督のメガホンで映画化される。え!?マーチンスコセッシ?? 

 いやな予感がしたんです。西洋目線の遠藤作品って。えっと・・・・・・、もう半年、いやもっと前の話題で全然目新しくないですがしばらくお付き合い。

 んで、観たんです。よかったです。先に言うと。何がいいかと言うと、小説の解釈が自分とは全然違う、やっぱり小説ってスゲー!と思えたからです。

 知り合いには、「悲惨過ぎる・・・・・・、もっと希望もある話だったはず・・・・・・。45点」と言う人もいましたが、あれは立場が違えば見方が違うのは当たり前の設定のお話。むしろその辺のギャップや矛盾に苦しむ人々を描いた作品なので、だまし絵のような側面は作品の中にもともと仕組まれている細工だと思います。
 
 西洋目線だと、あくまで日本人は未開のバーバリアン。沈黙を通す神に、視線がじっと向いてます。だが私はそのバーバリアンの立場から観たので・・・・・・、

 奇妙な信念を貫く西洋人。そして転んだで日本人になったフェレイラ神父。実にスムーズです。フェレイラ神父にはもはや苦痛はありません。「仕方がねぇなぁ、この小僧たちはまだわからないのか・・・・・・」という表情に見えます。さすがフェレイラ神父、ロドリゴやガルペみたいな小物とは違う。しかし神はなぜ黙っていたのかと言う疑問はありました。 いいえ神は神父たちにしっかりと語りかけたのではないでしょうか?それを拒否したのは人間の業だったのではないでしょうか? あくまで、自分の理想に、神を押し留めようとした矮小なる人間としての神父の業。

 まあいいです。解釈はそれぞれで。んで、それに出ていたアダムドライバー。ガルペ神父ですね。最初の方でのアップがインパクトありましたよね。最初アンガールズの山根が出て来たのかと思いましたよ。それぐらい強烈なインパクト。強情で情熱家だが芯が弱くヒステリックな神父、そんな役作りがばっちり決まっていたように見えました。一発で好きになりましたよ。アダムドライバー。 スターウォーズの時の方が百倍男前だけど、沈黙の方が百倍魅力的。

 あんまりかっこよかったので、私の愛車にひそかに『ガルペ』と名付けたほどです。

 んでそのガルペに乗って、この夏、埼玉、名古屋、京都、兵庫、金沢、と1500kmにも及ぶ流浪の旅をしてきたわけです。 るろう?? こっちの話題の方が新鮮。でもいいや。

今、ガルペは雨に打たれてすっかり汚くなってしまいましたが、この時はピカピカです。

出発前のインパネ。いい感じの中古度。

 ピカピカのガルペ

 ナゴヤドーム、デカくて綺麗。

 実家の近所の神社の森から、ガルペ遠映

 金沢駅のシンボル 鼓門
 
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ありのままの姿見せるのよ

2017-11-30 12:49:40 | 日記
 アナと雪の女王を観ました。

 持って生まれた定めに翻弄される、姉妹。 姉はそれを自分の障害の様に思い、世を離れひっそりと暮らそうとする。しかし、妹はそんな姉に歩み寄る。

そこには初めは、打算があった。姉によって氷漬けにされた生まれた町を元に戻せという。しかしそれは、真実の愛がないとできないとわかる。真実の愛? 困惑する姉妹。

 大人の悪い癖で、それで一体あの映画は何が言いたかったのか、畢竟ずるに、どういうことだ、とまとめたがる。

 あれは徹頭徹尾、悲劇ですよ。何も解決していない。そこが重要、姉の障害も治ってないし、死んだ両親も帰ってこない。ただそれをポジティヴに受け止めているだけ。

 一言で言うなら、笑う門には福来る という事でしょうか。あ、悪い癖と言いながら、まとめちゃった。絵が綺麗!!

 
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やっぱり

2017-11-30 10:11:21 | 日記
 やっぱりね、やることがないのはしんどい。車を洗うかと思ったら外はめちゃ寒い。冷えは膝に悪い。

 だからしばらく部屋の中をうろうろ徘徊してみたけど、ますますクサクサするので、結局テレビを見るしかない。

 そんなわけで、全然興味ないと思いますが、今私は、独身時代から使っている、足を折りたためる卓袱台の上にノートパソコンとコーヒー、テレビとHDプレーヤーのリモコンを置いて、32インチの東芝レグザの前、1.5メートルぐらいのところに、座椅子に座っているのです。座椅子の横には、小田作之助、幸田露伴、泉鏡花の文庫本。読みかけが三冊もあるなんて、だらしない生活をしている証拠です。

 テレビはやっぱり日馬富士。もういいんじゃない。いろいろ言われてるけど、相撲だからって、みんなが興味を持って真剣に考えてるわけじゃないでしょ。正直、 そんなに興味ある?? この事件。九州場所も見てなかったし、私。 誰が優勝したの??

 しゃーない、撮り貯めた映画でも見るか。ベイマックス、バケモノの子、スタンドバイミー ドラえもん・・・・・・。

 明日からいよいよ師走。クリスマスツリー出しますよ。12月ですから。当然でしょ。


 これは神宮球場




    --------------------運命の道を歩いてみよう(その18)-------------------



                              *


 だったら、人だって、死ぬじゃない。

 私も、いつかどこかで死ぬのでしょう? そうしたらそれをあなたのお父さんみたいな誰かに一つ、好きに選んでほしい。でもそれはやっぱり嘘で不謹慎で不幸なことなのかしら。私は全然そんな風には感じないけど。『この人は、何月何日何時何分に何処で死に、何処に埋葬されました』って、ずっと生前のデータに縛られ続けるのが、本当に正しくて幸せな事なのかしら。それってそんなに大切なこと? たとえ今目の前にいるこの男性と結婚することになったとしても、お互いの顔形、体、声、言葉、臭いがある間は、何もわからないし、見えてないし、考えられないじゃない。本当にわかる時が来るとすれば、それは……。


 一番大切な事って何ですか?

 それは自分の運命に抵抗しないという事だ。それは同時に運命以外には決して屈しないという事だ。自分以外が自分? 自分をパズルの最後のピースのように考えているようだな。嵌めた瞬間、自分も消える。それが怖いからいつまでも不完全な状態を保とうとする。いいか、湯川、お前の形なんて元々ないんだよ。つまり何があろうとお前はお前。それは周りに関わらず永遠に変わらない。たとえ体が消えてなくなろうとだ。私がこの目の前の女性と結婚して子供をもうけ、家庭を築き、深い幸せをかみしめようと、私は私だ。それでしかない。わかっていることはただ一つ……。


 外は暮れ始めていた。駅舎の屋根に暮れようとする太陽が店内を眩しく照らしていた。妙に明るくなった店内を、二人は同時に見回した。いろんな人がいろんな事をやっていた。それぞれに様々なことが起きているとすぐにわかった。きっといろんな事情に従っていろんなことを考えて様々に行動しているのだろう。だがそれは風に吹かれたタンポポの穂が綿毛を飛ばすのと何の違いがあるというのか。

(空き缶や吸い殻や唾や痰やオシッコやウンチをまき散らすのが罪だというなら、歩道や植え込みや道路、灰皿やゴミ箱やトイレを作ったものもまた同じ罪を負わなければいけない。それは『罪産み』だから)


 白菜が二つ、テーブルを挟んで置かれている。

「今年の稲の出来は、どうだろうね」
「雨さえ足りてくれれば、あとは人間が何とかするでしょう」
「風は、どうだろう?」
「収穫前に強く吹き過ぎなければ、あとは人間が何とかするでしょう」
「美味いかね?」
「美味いでしょう、感謝して食べれば……」
「足りるかね?」
「足りるでしょう、欲張り過ぎなければ……」
「じゃあ、何も心配は要らないね」
「要らないでしょう、疑わなければ……」

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すすむ君

2017-11-30 08:26:30 | 日記
 西武ドーム、今はメットライフドームといいますが、そこのレフトスタンドの上にある『ご飯がすすむ君』の看板。

ライオンズファンなら絶対に知っている、有名な看板です。そのすすむ君が好きでよく買って食うのです。キムチにしては辛くなく、やや甘め、あれがあればご飯五合は軽く行けます。胃袋が中学生に戻る瞬間です。

 すすむ君、私の人生もすすむ君。私はいったん会社を辞め、その会社のアルバイトとして働かせてもらう事になったのですが、それも膝の按配次第。来週から復帰するのですが、無理はしないつもりです。無理をするとろくな事がないのはもう経験済みですからね。

 いやまったく、無理をするといけないです。本当に。 『無理が通ると道理が引っ込む』なんて事も言われますが、あれは間違いだと、言いたいのですよね。
それでもしゃーない、と言う意味では、まさかないですよね??? あれは。私はノンポリを自負するものですが、相撲界については少し。

 厳しい世界なのは昔から言われている通りでしょう。300年以上の歴史があり、道であり、伝統格式を重んじる。素晴らしい事です。しかし、

 その厳しさの中には、可愛がり なんていう恐ろしい風習も公然とまかり通っているのもこの世界。暴行で死亡事故もありましたよね。あの時も、親方がビール瓶で殴ったとか、殴らなかったとか。

 横綱、三役、番付、兄弟子、など、こういう、序列絶対主義、みたいなのは本当に相撲界の伝統であり格式なのか??と、思うのです。

 ホントに?? 江戸時代とかも、ホントにこんな感じだったの?? と、疑わしくなるわけです。

 今でもこんなにブラックボックスの世界。江戸時代の相撲の資料に、実はこんないじめがありまして、こんな死亡事故が起きてまして、その時の奉行所の裁きはこうでして、なんて記録、残ってないでしょう。

 上には絶対服従、的な考え方は、戦後に顕著な特徴の様な気がしますし、実はそれはとても危険な考え方なんじゃないでしょうか。 これ以上言うと私のノンポリのポリシーが崩れそうなので、やめときます。

 なによりも、今は膝大事。無理はしない。金が無くなろうと、食料が尽きようと、かまいはしない。無理はしない。



 
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