日経225 38460 2024年6月15日

385万円を放置するとどうなるか?

砂糖中毒

2020年10月18日 20時53分59秒 | メンタルヘルス
砂糖はDSM IVで概説されていた他の薬物依存症と同様の依存関係がある。

それよりも砂糖を乱用薬物と同じカテゴリーとみなして用いるよう注意すべき結果といえる。彼らは、食物摂取量と依存症を支配するシステムの間になんらかの重複があると信じているが、ある特定の食物に依存性があるとはまだ明確に述べることはできていない[要出典]。もし定期的な摂取を停止したあと、乱用するようであれば、甘い食品への依存とすることができ、これは神経性大食症のような摂食障害と関連する可能性を示唆している(上記引用したラット実験)。


「砂糖は『中毒性の強い薬物の一種』であり、ヒトを肥満にさせるだけでなく、心疾患の原因でもあり、健康を脅かす」「肥満とは、身体がホルモン障害を惹き起こした結果であり、そのスイッチを入れるのは砂糖である」と断じている[10]。


カナダの腎臓内科医ジェイスン・ファン( Jason Fung )も、「砂糖の摂取は、血糖値および血中のインスリン濃度を速やかに急上昇させ、その状態を長時間に亘って持続させ、さらにはインスリン抵抗性をも同時に惹き起こす」「砂糖や人工甘味料は、インスリン抵抗性を惹き起こす直接の原因となる」「『どれくらいの量なら砂糖を摂取してもいいか』というのは、『どれくらいの量ならタバコを吸ってもいいのか』という質問と同じである」「砂糖を食べると太る。この事実に異を唱える者はいないだろう」「太りたくない、体重を減らしたいのなら、真っ先にやるべきなのは、糖分を厳しく制限することである」と断じている[11]。


「肥満や心臓病を惹き起こす犯人は砂糖であり、食べ物に含まれる脂肪分は、これらの病気とは何の関係も無い」と断じている。ユドキンの主張を支持する者の1人として、カリフォルニア大学の神経内分泌学者、ロバート・ラスティグ( Robert Lustig )がおり、カリフォルニア大学が製作・公開したラスティグによる講演『Sugar: The Bitter Truth』の中で、「砂糖は毒物であり、ヒトを肥満にさせ、病気にさせる」「砂糖の含有量が多いものには課税すべきだ」と断じており[8]、著書『Fat Chance』の中でもそのように主張している。また、「砂糖はカロリーがあるだけで栄養価は皆無であり、肥満をもたらすだけでなく、タバコやアルコールと同じように中毒性が強く、含有する成分の果糖が内分泌系に悪影響を与え、心臓病や心臓発作、2型糖尿病を発症するリスクを高める」として、「砂糖の含有量が多いものには課税すべきである」との主張を科学雑誌ネイチャー誌( 『Nature』 )に発表した[9]。アメリカ心臓協会( The American Heart Association )は、糖分の過剰摂取について「砂糖は高カロリーで栄養がないから」として警告しているが、ジョンソンやラスティグは、「カロリーの問題ではない」と述べている。
アメリカ人の肥満の原因は砂糖、とくに「果糖にある」とされる。コロラド大学デンバー校のリチャード・ジョンソン( Richard Johnson )によると、ブドウ糖が全身の細胞で代謝されるのに対し、果糖は肝臓が中性脂肪にして(※果糖を代謝できるのは肝臓だけ)蓄積する。これが続くと、肝機能が低下し、脂肪肝の原因となる[2]。また、血中の中性脂肪の濃度が高い状態が続くと、高血圧や脂質異常症を発症する。血糖値を維持しようとして膵臓がインスリンの分泌量を増やすことで、インスリン抵抗性を発症、さらには糖尿病、メタボリック症候群を発症し、心臓発作のリスクが増大する[2]。ヒトが運動不足になる原因も砂糖依存によるといわれ、「糖分の摂取は一時的に高揚感が得られるが、エネルギーを奪われる」という[2]。


1996年、ミシシッピ州クラークスデールは、肥満、糖尿病、高血圧、心臓病を抱える住民の割合が全米中著しく高いという報告を受け、小学校からコーラやスナック菓子の自動販売機が撤去された[2]。

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食習慣・食文化と砂糖【甘いものをやめる方法】

2020年10月18日 20時53分03秒 | メンタルヘルス
食習慣・食文化と砂糖【甘いものをやめる方法】
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