【日本株緊急事態】月曜暴落相場用の戦略
2024年9月6日公開(2024年9月6日更新)
https://diamond.jp/zai/articles/-/1038872
こういう意見もあるが すでに35000円割れそう
雇用統計の結果が予想を下回るようだと、次回FOMCでの大幅利下げの確率が高まり、米国の金利低下と円高に振れることが見込まれます。さらなる円高ともなれば、輸出企業などの業績下振れリスクにつながるでしょう。
一方で、雇用統計が予想通りの内容であれば、今週の大幅な下げに対する自律反発の動きが期待できます。ただ、来週も9月11日に米・消費者物価指数(CPI)、12日に米・卸売物価指数(PPI)の発表が予定されているため、日経平均株価は今週に引き続き、それらの経済指標の結果に影響される展開が予想されます。
また、週末の9月13日には、9月限の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)が控えています。日本株が足元で再び不安定な値動きを見せていることからSQ値が定まりづらく、もし日経平均株価の値動きが荒れればSQに絡んだヘッジ対応の動きなどから、より大きな変動につながる可能性も考えられます。そのため、積極的な売買は避けられ、物色の流れは円高などを手掛かりとした個別の銘柄に向かいそうです。