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ビフィズス菌とアルギニンの併用投与がマウスの認知的柔軟性を向上させることを発見
―加齢に伴う認知機能の低下防止や認知症予防の新たな可能性―
協同乳業株式会社
≪本研究のポイント≫
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変化する環境に適応する能力である「認知的柔軟性」は人間の加齢とともに低下し、認知症初期に機能障害を生じることが知られている。協同乳業株式会社と学校法人早稲田大学は、認知的柔軟性を向上させる食品成分の研究を共同で進めている。
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タッチスクリーン装置を用いた認知的柔軟性の評価系を新たに確立した。これにより世界で初めて、認知的柔軟性の解析を腸内細菌叢の実験において実現した。
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腸管内でポリアミンを産生するビフィズス菌(Bifidobacterium animalis subsp. lactis LKM512)とアルギニンの併用投与で、認知的柔軟性が向上した。
アルギニンには、次のような効能があります。
- 成長ホルモンの分泌を促進する
- 免疫力を高める
- 血流を改善する
- 疲労回復を助ける
- 脂肪代謝を促す
- 筋肉を強化する
- 動脈硬化や心筋梗塞の予防
- 血管をしなやかに保つ
- 肌を保湿する
- 新陳代謝を促す
アルギニンはタンパク質を構成するアミノ酸の一種で、医薬品や食品分野で幅広く利用されています。
アルギニンを摂取するタイミングは、食品から摂取する場合は朝昼晩のどの食事でも問題ありませんが、サプリメントで摂取する場合は寝る前やトレーニング前後が効果的です。寝る前は成長ホルモンの分泌促進や代謝促進効果が、トレーニング前後では疲労感の軽減効果が期待されます。
アルギニンは鶏肉、大豆、エビ、マグロなどに多く含まれています。
アルギニンは、効率的に摂取するには次のような方法があります。
- 摂取タイミング:アルギニンは、成長ホルモンの分泌が盛んな夜寝る前と運動前に摂取すると効果的です。運動パフォーマンスの向上には、運動の1時間前に摂取するとよいでしょう。
- 摂取量:アルギニンの1日の推奨摂取量は2000~4000mgです。
- 摂取方法:アルギニンは、タンパク質として消化吸収率が決まっているため、1回の食事で摂れる量は20~25g程度です。一度にたくさん食べるよりも、3食に分けて摂るとよいでしょう。
- 組み合わせ:アルギニンは、ミネラルの一種であるマグネシウムと一緒に摂取すると吸収率がアップします。
- サプリメント:アルギニンを多く含む食品をよく食べる場合は、サプリメントの配合量が少ないものを選ぶとよいでしょう。
アルギニンは、豚肉、牛肉、卵、マグロ、大豆、ごま、エビ、小麦胚芽などに多く含まれています。