そうした中で、
Linux の世界の独特の言葉遣い
ちょっと変わった言い回し
を知りました。
「展開」っていう言葉です。
日常的にLinux を使っている方々からしたら、当たり前すぎて、
「え?この人、何言ってんの?」
っていう感じだと思います。けど、素人の私からすると、新鮮な言葉でした。
「展開」とは・・・・、
Linux のシェルが、「*」や「 ?」などの特別な記号(メタキャラクタ)を、他の文字列に置き換えることを指します。その機能のことを、展開機能と言います。
Linux カーネルのインターフェースとなるシェルの機能です。
特に、「*」や「 ?」などを使ってパス名やファイル名に置き換えることに使うので、そうした場面では「パス名展開」っていう言い方をするようです。
ls コマンドや、cp コマンドの引数に、複数のファイル名を指定するときの、その場面での言葉です。
Windowsの世界、VBA などでも、同じように「*」や「 ?」を使います。けど、VBAでは、そうしたワイルドカードをコード中に記述することによって、ワイルドカードに当てはまる文字列を拾い集めるといったイメージが強いように思います(まったくもって個人的な、勝手なイメージです。)。
それに対し、Linuxの世界では、「*」や「 ?」を記述することによって、それに当てはまる文字列に広げていく、っていうイメージを持ちました。そうした意味で、「展開」っていう言葉を使うのではなかろうか、と思っています(これも、私自身の勝手なイメージです。)。
VBAの世界では、ワイルドカードに当てはまる文字列を拾い集める(内側に向かう方向)
対して、Linuxのシェルの世界では、ワイルドカードを、それに当てはまる文字列に広げていく(外側に向かう方向)
っていうイメージです。
私が言わんとすること、伝わりますでしょうか?
何となく何が言いたいのか、ニュアンスだけでも分かっていただけますでしょうか。
ただ、言葉遣いが違うだけで、VBAでもLinuxシェルでも「*」や「 ?」の機能に違いはない、とは思いますけどね。
それでは、また次の記事で
■■■■ goosyun ■■■■
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