テキストファイルが膨大な数であっても、マクロを使うと、こういった作業も、一瞬で終わります。
その記事は、
⇒ こちらをご覧ください。
テキストファイルは、
Open ステートメントで開き、
Close ステートメントで閉じます。
その両ステートの間に、実行したい処理のコードを記述すればよいわけです。つまり、テキスファイルが開いて、閉じるまでの間に実行処理するわけです。
Excel_VBAでテキストファイルの読み書きを行う上記操作に関しては、ネット上にたくさんの解説が掲載されています。
Excelにテキストファイルからテキストを読み込んだり、逆にテキストファイルにExcel上のデータを書き込んだりする方法です。
これと同じ方法によって、ワープロソフトWordでも同じことができます。ExcelマクロとWordマクロとでは、同じマクロ言語のVBAを使うため、コードの中味もほとんど変わることがないのです。
◆ ワンころ先生のマクロ講義
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/3f/ddb42b3cc479cc22bebcf5357651b53d.jpg)
参考として、そのWordマクロのVBAコードを掲載しておきます。
あくまでも、一つの例示です。ただし、このコードを利用して万一、データが破損したとしても、私は責任を負いかねます。その点はどうぞ、ご了承ください。(データのバックアップをとった上でお試しください。)
Sub テキストファイル操作()
Dim myFile As String , myLine As String
myFile = "C:¥Users¥Hoge¥Documents¥ほげほげ.txt"
Open myFile For Input As #1
Do Until EOF(1)
Line Input #1, myLine
ThisDocument.Range.InsertAfter myLine & vbCr
Loop
Close #1
End Sub
Excelマクロは熟知していても、Wordマクロにはなじみがない方にとって、テキストをWord文書に取り込むのに、どう記述するか迷うかもしれません。
Excelでは、一つ一つのセルを特定できるから、ある特定のセルにテキストを挿入できます。そうするとつい、Wordでも同じように、テキストを挿入する位置を特定しようとしがちです。
ですが、Wordでは上記のとおり、「InsertAfter」を使えばOKです。これによって、Word文書の文末の次の行(正確には、次の段落)に、新しくテキストを取り込むことができます。
それでは、また次の記事で
■■■■ goosyun ■■■■
《2021年11月25日追記》
Word文書の文末へのテキスト挿入方法はほかにもあります。
⇒ こちらの記事をご覧ください。