3月19日のつづき
小坂邸の道を挟んで
岡本静嘉堂緑地があります。
ここは、三菱の岩崎家の庭園だったところです。
小坂邸と同じく、
国分寺崖線の地形を活かした、
自然豊かな緑地です。
昔は美術館があったのですが、
2021年に閉鎖され、丸の内に移ってしまいました。
それ以降、この門はたまにしか開いていませんが、
今日は開いていたので、久しぶりに入ってみました。
中の案内板を見たら、
どうやら、土日は閉まっているようです。
私は、土日しかここを通らなかったのか。
舗装された緩やかな坂道を歩いて崖の上へ。
鬱蒼とした森に囲まれ、
下の写真のような道もあったりするので、
ちょっとした山登り気分も味わえます。
崖の上には、静嘉堂文庫があります。
岩崎家の古美術や蔵書などが納められているとのこと。
下の写真が、旧静嘉堂文庫美術館で、
文庫内の古美術等を展示していました。
私は一度だけ訪れたことがありますが、
日本の美術品や武具などが中心でした。
前述のとおり、丸の内に移転してしまいましたが、
この美術館は、緑に囲まれたこの地が似合う気がします。
まあ、集客力は丸の内にかなわないでしょうが・・。
美術案の向こう側は、崖の斜面を利用した庭園です。
斜面一面に水仙が植えられていましたが、
花はもう終わっていました
来年、花の時期に来てみたいものです。
奥には納骨堂があります。
立派ですね。岩崎家の財力を感じます。
今も使われているらしいです。
裏手の入口です。
とういうか、銅製のりっぱな灯篭があるところを見ると、
本来こちらが表なのかも。
明治43年3月と刻まれています。
灯篭の向こうは階段で崖を下っています。
階段の下には、
やはり崖から染み出た湧水が流れています。
この流れは、この先で丸子川という小さな川に流れ込みます。
ここです。
この丸子川ですが、
おそらく、国分寺崖線の湧水が集まってできているものと思います。
(私の想像ですので違うかもしれません)
川沿いに歩いてみたら・・・
お、もう桜が咲いてる⁉
と思ったら、「あんず」とのことでした。
その先に目をやると、今度こそ桜。
大島桜です。早咲きですね。
満開を越えて、もう散り初めでした。
この、あんんずと大島桜の間にある道を入ると、
岡本八幡宮があります。
そのお話はまた明日。
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