美味しいお米に限らずいい野菜、いい商品の生産者を
どうやって選択するのか。
やっぱりいい生産者と出会いたいのが消費者の希望です。
その人が、いい方なのか、お付き合いして充実感を味わえる方なのか。
ある日、ラジオで大手銀行を退職し会社を立ち上げたやり手社長の
対談番組があった。
銀行時代のエピソード
「融資先と決めるとき、その会社の社長のどこを視ているのですか」
その会社の財務諸表やカタログを見るのかと思っていたが
3つの簡単な要素だった。
1.「がさつ」でない人
例えば書類になぶり書きをするような人はダメ。字は汚くてもいいです。
しっかり丁寧に書く人は仕事も丁寧です。
2.嘘をつかない人
自己資金がほとんどないのに、「3、000万円位はある」と
平気で言う人はダメ。
3.見栄を張る人
聞いてもいないのに「あの〇〇社長とは長年の付き合いだ」と、
平気でいう人はダメ。
人がよければいい仕事をする、信頼に値するものを作る。
基本は変わらぬものなんだ。
五郎兵衛新田のあぜ道で、その農家さんに聞いてみた。
「五郎兵衛米って美味しいでしょ」
「美味しいよ、でも米作りは個性が出るものだから。 うん。」
自身の技術をひけらかさず、人の評価は一言も言わない。
数日後、FAXで送られて来たお米代の振り込み口座は
手書きであったが意表を突く見事な字だった。
(五郎兵衛新田バックは蓼科)
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