DOB3対象目はM20三裂星雲です
M51を撮影後、5/2の続きでM8のモザイク用画像を撮影。
その後明け方3時の薄明間近の時間にまだいけるかなと
と思い付きでM20を撮影しました。
(M8はまだ編集中です・・・ちょっと苦戦してますので後日)
M51,M81はレデューサーなしの直焦点でしたが、
M8、M20は大きいのでレデューサーを付けて撮影。
レデューサーを使う場合はトラスを3cmほど縮めないと
ピントが出ないので、縮めてから光軸調整もやり直しです。
また、銀河はUVーIRフィルターのみで撮影でしたが、
M8,M20はQBP+UV-IRフィルターを使いました。
M20 三裂星雲 モノクロ
Skywatcher DOB GOTO 12"
Ackermann 2in coma corrector/ reducer 0.73
294MMP UV-IR+QBP gain390 -10℃ 10秒×112枚
Ackermann 2in coma corrector/ reducer 0.73
294MMP UV-IR+QBP gain390 -10℃ 10秒×112枚
昨年美ヶ原で間違えてビニングして撮影してしまいましたが、
今回はきちんとビニング1で撮影したので前回のように星が
四角にはなっていません。また解像度も上がっています。
短時間露光でも意外と周辺の分子雲が良く写りました。
ただ、ちょっとカメラが傾いていたようで右側がスケアリングで
伸びてます・・・。
で、LRGB合成してカラー化したいのですが、昨年の画像は画角が狭く
一部しかカラー化できません。
なので星の色は左側の294MCでの20枚ライブスタック画像、
星雲の色は右の昨年美ヶ原で撮影した画像を使いました。
LRGB合成後のカラー画像はこちら
M20三裂星雲 カラーバージョン
拡大
ライブスタックの画像は星がかなり大きく滲んだ状態だったので、
黄色系の星が大きさがあっておらずまわりに滲みが出てます。
やっぱり次回ミザールでちゃんと撮影するべきかなと思ってます。
撮影風景
DOBはM20を撮影、ミルトルはM8-M20を撮影してます。
後ろの街灯がかなり明るかったですが、撮影にはあまり影響が
ありませんでした。水銀灯だったのでQBPも効いてたかもです。