なかなかスカッと晴れませんが、
8月1日に少し晴れ間がありそうでしたので
夕食後少し仮眠して23:00頃から出撃しました
晴れるかどう五分五分だったのでdobは無し。
先日ASI294MMでモザイク撮影したモノクロのアメペリをカラー化するため
カラー画像をミルトル400ED+90S+6DHKIRで撮影しました。
セッティング後ちょうど23:30から2:00頃まで晴れて、
その後曇ってしまいましたが、その間に300秒×18枚撮影できました。
NGC7000&IC5067~5070 北アメリカ&ペリカン星雲
KENKO MILTOL 400ED William Optics Flat6AⅢ
Canon EOS6DHKIR ISO1250 HEUIB-Ⅱ300秒×18枚
コレを先日294MMでモザイク撮影したこの画像とLRGB合成します。
6Dの画像は結構色味が薄くてそのままLRGB合成すると彩度が低い画像に
なってしまい難儀しましたが、処理を重ねてこうなりました。
(ちょっと強調しすぎ?)
また、ミルトル+WOのレデューサーは歪曲収差があまりないようで、
モザイク画像と6Dの画像の位置合わせでも若干のずれはあるものの
それほど気にならない状態で合成できました。
NGC7000&IC5067~5070 北アメリカ&ペリカン星雲
(LRGB処理後)
KENKO MILTOL 400ED William Optics Flat6AⅢ
L : ASI294MM PRO gain120 0℃ QBP+UVIR
NGC7000 300sec × 25 , IC5067~5070 300sec × 25枚 MOSAIC
RGB: Canon EOS6DHKIR ISO1250 HEUIB-ⅡFilter 300sec×18枚
L : ASI294MM PRO gain120 0℃ QBP+UVIR
NGC7000 300sec × 25 , IC5067~5070 300sec × 25枚 MOSAIC
RGB: Canon EOS6DHKIR ISO1250 HEUIB-ⅡFilter 300sec×18枚
ぜひPCでFlickrの画像を拡大してみていただきたいのですが
北アメリカとペリカンの別撮りモザイク合成のおかげで、
口径6cmのミルトル400EDでも微細な暗黒ガスの構造を移すことが
できました。
また北アメリカ星雲内の微妙な濃淡もよく写っています。
これはモノクロCMOS+QBPが効いていると思います。
ペリカン星雲拡大
北アメリカ星雲拡大
StarNet++の星消し画像
刷毛で書いたような黒いガスの構造、シグナスウォールのあたりや
ペリカン星雲の微細な構造を移すことができました。
レデューサーの星像の方はどうでしょうか?
星像確認( 周辺および中央を500×500pixで拡大)
WOのレデューサーは以前合わせた9回転(6.75mmオフセット)で撮影
今回モノクロは縦位置2枚モザイクで、再外周部は少しトリミングして
いますが星像も隅の方までいい感じです。
左上部拡大
まだしばらく天気が悪い状態が続く上、
お盆休みは満月ですが
次の新月は晴れてほしいですね。
しばらくDOBも持ち出してないし・・・。